【食戟のソーマ】 天才は女神のようでした

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美しき眠り姫は目を覚ます…嫌な悪夢から








姫の瞳は目覚めた時には暗く、闇に染まっていた








だがそれも一瞬で、顔をあげ、目の前の状況を把握した途端…目を少し輝かせた








姫は今は目の前のことを楽しもうと、麗しい手で、美しい顔を包み




じつに面白そうに目の前にいる二人の会話を、行動を見ていた









姫が…あの運命の王子様に…再び出会えると分かるのは…






もう少し…先のお話…









貴方side




おお…創真、やるじゃないか！


えりなをあれほどまでにするとは！




創真「…さあどうだい…ゆきひら流ふりかけご飯…



美味いか…不味いか…言ってみな！」



ふふふ…そんな言い方したら…プライドの高いえりなのことだ…きっと…



えりな「…っ不味いわよーー！」



ほら、ね。



そろそろ行きますか…


貴「…えりなおはよう、創真も」




えりな「…っ！ぁ…A…、て、創真⁉︎

呼び捨てっ…んなっ…幸平創真！やはり君は許せないわ‼︎
…私だって呼び捨ては喧嘩も無くなって、仲良くなり始めてからしばらくしてだったのに…ううー！」


えりな…1番の親友はあんただけだから…ふふっなんかちょっと嬉しいかもなー



んーと、とりあえず創真の実力を見てみよう


貴「…えりな、私もそれ、もらっていいか？」


えりな「え？いいけれど…」




えりなから箸をもらいその…ふりかけご飯…かしらねこれ。

創真の作ったものを一口食べる


…普通に…まあ美味しい…



創真「…どうよ！A！」




えりな「んな！幸平くん！貴方にまだ名前呼びは許可できなくてよ！？」



貴「…まあまあ、んぁー…普通に美味しいよ。ごちそーさん」



創真「…え…と…うん。」


ん？…反応がおかしい…ああ、こっちの反応が薄かったからか、でも本当に普通に美味しいだけなんだから…


味に比例して私の反応だって大きくなる。頑張ることね



えりな「…ふんっ！幸平君、これで分かったでしょ？
Aはね、美味しいものに限り、美味しければ美味しいほど、味に比例して反応も上下変わってくるの！


Aは常に自給自足！基本的に自分の料理しか何かない限り食べないわ！

Aの料理は本当にすごい

その自分の料理を食べ慣れているのだから、君の料理を食べたところでなんの反応もないのは

至極当然のことよ！」



貴「…えりな…照れるからやめて頂戴」

えりな「…あら！本当のことよ」

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