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大学を卒業しても、彼との関係は続いていた。
私は、大阪に本社を構える大企業に就職出来た。
お互い忙しくしているけど、
じゅんちゃんは私を蔑ろにはせずに、必ず会う時間を取ってくれてた。
「まだデビュー出来へんねん、なんでやろか」
「なんでやろなー…
私はアイドルじゃないから、ビシッ！とアドバイスは出来ひんけど、でもじゅんちゃん、めちゃくちゃかっこええよ」
「…ありがと」
.
「じゅんちゃん、また上司に怒られた〜(泣)」
「大変やったな、どうしたん？」
「もう典型的なミスや、半角と全角ごっちゃになってて、気づかんかってん…」
「あちゃー…やってしもうたな」
「うん…」
「今度から気をつければええやん、Aなら出来るやろ？」
「…うん！ありがとな、じゅんちゃん！」
いつも、お互いに良き相談相手で、なんでも言いあえて、とっても大好きだった。
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作者名：とらい | 作成日時：2019年6月18日 22時
