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紫side
照史に頼まれて、病院を予約した。
「病院すいてるみたい、10時に予約とれたで」
橙「あ、ほんま？ほんなら、準備はじめとこか！」
「着替えるよな？下に用意しとくわ。」
橙「わかった、ほんなら連れて降りるわな。」
しげの部屋から、楽そうな服を選んで持って降りる。
桃「あ、はまちゃん起きたん？」
「あれ、寝てたん知ってるん？」
桃「俺が最初お粥持ってったんやでー。」
「そか、ごめんな気づかんで。」
桃「気にせんで、朝ごはんたべる？」
「食べる、ありがとう。」
照史が作ってくれたらしい朝ごはんをありがたく頂いて、車を出す準備をする。
かなり時間が経ったころ、しげと照史が降りてきた。
橙「結構やばそうやわ…」
「ん、もう病院向かおか〜。
しげ、着替え用意したけど着替えられる？」
目をぎゅっと閉じて、しんどそう。
「ここ、座り？
着替え手伝ったるから頑張ろな？」
赤「ん、できる…」
そうは言っても、ゆっくりゆっくりなしげ。
ずぼっと頭から被せてやって、腕は自分で通してもらった。
「よし、いくかぁ。
車の後ろで寝とってええからな。」
橙「ごめんな、崇裕。ありがとう」
みんなの「よろしく〜」という声を背に、
病院に向かう。
ちらっとバックミラーで後ろを確認すると、
まだ顔色は良くないけど寝れてるみたい。
病院に着くまで、起きることなく休めたしげ。
酔ってなければいいんやけど。
「しげー、着いたで。」
肩をとんとんして起こすと、
赤「…、ん、おはよ…」
意識もしっかりしてる。
「予約してるから、すぐ呼ばれると思うわ。
もうちょい頑張ろな。」
やっぱりあまり気分が良くないのか、
浅い深呼吸を繰り返してる。
「ご予約の重岡さん、診察室どうぞ。」
「ん、立てる？」
目を閉じたまま、足に力を入れて立とうとしてるのが分かる。
俺は何も言わず、そっと支えるように歩いた。
「朝から吐き下ししてて…」
医「胃腸炎ですね…」
診察中も、ずっと苦しそうにしてた。
見兼ねたお医者さんが、点滴を提案してくれた。
しげも承諾して、今は点滴をさしてベッドでねとる。
あと30分くらいかな。
ぼーっとしげの寝顔を眺める。
今日何回目や、こいつの寝顔。
なにを考えるわけでもなく、
ただただ見つめていた。
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blue(プロフ) - グズグズ神ちゃんすごく可愛かったです‼︎ありがとうございました！ (2022年4月28日 1時) (
レス) id: 2c82dc0af0 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！本当にスローペースで申し訳ありませんが、お付き合いいただけると嬉しいです！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - はまちさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - s.d.westさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - blueさん» リクエストありがとうございます！おそくなりすみません、書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ | 作成日時：2021年2月23日 2時
