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橙side
「しげー、起きれる？」
赤「んん…、あきと…」
「おん、お粥持ってきたけど食べれそう？」
赤「んー、ちょっと…だけ、今ならいけそう。」
ちょっと寝て楽なったんかな、前向きな返事。
「おっしゃ、望が作ってくれたんよ。
ちょっとでええから食べよな〜。」
ちょうど食べやすいくらいに冷めたお粥を、口元まで運んでやるとぱくっと食べてくれた。
赤「ん、おいし。」
「まだいける？」
赤「ん、あとちょっと…」
そう言って、半分くらいは食べれた。
「偉いな、気分悪なってまうかもせーへんし、俺もうちょいここおるな？」
赤「ありがと…、」
「いいえ〜、あ、今日仕事は？
俺連絡しといたるから予定教えて？」
そう伝えると、しげの表情が曇った。
赤「仕事、いく…。」
「え、今日はお休みしなあかんよ。」
赤「いやや、いく、お願い…」
なにをそこまで頑固になってるんか分からんけど、休むことに一向に頷いてくれへん。
だんだん、子供みたいに駄々をこねはじめた。
赤「ねえ、お願いっ、連絡せんとって…？」
「あーも、分かったから泣かへんの。
とりあえず、なんのお仕事か教えて？」
赤「いや、行くもん…」
拉致あかん、あとでこっそりマネージャーに連絡しよ。
「しげ、気分悪くなってない？」
急に大人しくなったから心配して聞いてみると、
赤「ん…、吐く、っふぅ、んっ、」
ｶﾞｻｶﾞｻ
タッチの差でゴミ箱が間に合って、受け止められた。
「しんどいなぁ、我慢せんと、吐いてまいな？」
赤「っ、うぅ、げほっ、うっ、えぇ…」
見てるだけで辛いわ…。
紫「…ん、しげちゃん…？」
「お、崇裕おはよう。」
紫「照史…？」
赤「あき、とっ、トイレ…おなか…、いたっ、」
「あらら、ちょっと待ちや、行こか。」
お腹にもきてもうたみたいで、
寝ぼけとる崇裕を無視してトイレに連れて行く。
「なんかあったらあかんから、鍵開けといてや。袋も持っとき。」
紫「ごめん照史、俺寝てもうた。」
「全然。疲れてるん？」
紫「んー、大丈夫。朝早かったから。」
「そか、しげの病院お願いできへん？」
胃腸炎で間違いなさそうやし、病院で薬もらうんが1番早いし楽やろう。
紫「わかった、予約してくるわ。」
「さんきゅ、」
あとはしげの説得やなあ。
今日はわがまましげちゃんみたいやから…。
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blue(プロフ) - グズグズ神ちゃんすごく可愛かったです‼︎ありがとうございました！ (2022年4月28日 1時) (
レス) id: 2c82dc0af0 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！本当にスローペースで申し訳ありませんが、お付き合いいただけると嬉しいです！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - はまちさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - s.d.westさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - blueさん» リクエストありがとうございます！おそくなりすみません、書かせていただきます！ (2021年5月10日 0時) (レス) id: 0aad7d46c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ | 作成日時：2021年2月23日 2時
