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泡沫の殺人鬼 ページ14

A「あれ?なんか聞こえる........」
Aは噴水の方から聞こえる声に耳を澄ます。
『raindropson reses,and whis Kers onkittens........』
どうやら歌を歌っているらしい。
トウマ「カレン........」
A「え!?カレンなの?!」
Aは聴こえてくる流暢な英語の歌の主がカレンだということに驚いた。
カヤ「綺麗な歌声だなぁー!」
カヤはうっとりした様子でカレンの歌に聞き惚れている。
アンシー「ねぇ!ちょっと見ていかない?せっかくだし!」

‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦
A「わぁ........」
噴水の周りには、大勢の人が朝食を摂る中、噴水の中央では少女が歌っていた。
喪服のような黒いヒラヒラした服で、少女は
歌う、唄う、謳う、詠う、咏う、謡う。
その光景はあまりにも綺麗で。
だが、なぜかAには痛々しくも思えた。
A「........」
アンシー「ねぇ!もうちょっと近くにいきましょうよ!」
アンシーはもっと聞きたいと言わんばかりに歩いていく。
カレン「bright copper kettles and warmwooen mitteris........」
‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦
パチパチパチ
カレンは歌い終えるとまるでお姫様みたいにスカートの裾を摘んで一礼した。近くにあった空き缶に知らない人達が次々にお金を投げる。
すごい........
カレンは申し訳無さそうに笑ってお辞儀をした。再び拍手が起こる。
誰も、知らないだろう。
まさかこの少女が、ひと月前にシチリアの恐怖の夜を演出した殺人鬼だとは。

A達がカレンに声を掛けようとした、その時だった。

???「あーらご機嫌麗しゅう。ハナの所の汚いカレンじゃない。」

メアリー→←令嬢アンシー



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設定タグ:殺し屋 , 少女 , ファンタジー   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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ピカイヤ(プロフ) - 梅さん» 有難うございます!励みになります! (2019年8月8日 19時) (レス) id: a5f674f1c4 (このIDを非表示/違反報告)
- くっそおもしれえな… (2019年8月8日 11時) (レス) id: cb5f48a9b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピカイヤ | 作成日時:2019年8月8日 10時

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