検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:1,099 hit

船の中 ページ2

意識が戻る。

?「ああ、気がついたか。」
目を開けると柄の悪そうな男がこちらを見ていた。
怖い。
A「あの........私は一体........ここはどこですか........」
さっきまで自分は通学路を歩いていた。
すると男は少し憐れむような顔をした。
男「可哀想になぁ........お前、売られるんだよ。」
A「?まだ未成年ですよ。」
男「いや、そうじゃなくて。十万くらいで、殺し屋のハナってやつに売るんだよ。」
A「ハナ........日本の人、ですか。」
男「タダの日本人じゃねぇ。殺し屋だ。」
その時、Aは恐ろしいことにやっと気づいた。そう、殺し屋だ。
A「私、死ぬんですか。」
男「いや、その心配はねぇ。」
........?殺されないのだろうか。
男「あいつの所へ行けばわかる。じきに港さ。」
A「!ど、どこですかここ!」
男「ははっ。今頃か?」
男は寂しそうに笑いながらも言った。

「シチリア島、ってな。」

シチリアに吹く風→←誘拐



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 6.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:殺し屋 , 少女 , ファンタジー   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ピカイヤ(プロフ) - 梅さん» 有難うございます!励みになります! (2019年8月8日 19時) (レス) id: a5f674f1c4 (このIDを非表示/違反報告)
- くっそおもしれえな… (2019年8月8日 11時) (レス) id: cb5f48a9b1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ピカイヤ | 作成日時:2019年8月8日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。