君の夢、僕と叶えよう《2》 (ページ39)

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星輝「ゆかりちゃん、今日そんなことあったの?全然知らなかった」

『階が違うんだもん。知らなくて当然だよ』

皇輝「……よく頑張ったね、言えたんだちゃんと」

『うん』

星輝「ゆかりちゃん、かっこいいよ!」

思っていた通り皇輝くんはよく頑張ったね、と言いながら頭を撫でてくれるし、星輝くんは私にぎゅーっと抱きついてきた。

皇輝「スッキリした表情でかわいいよ」

星輝「皇輝!ゆかりちゃんはずっとかわいいんだよ!」

『いつもの私はかわいくないみたいな言い方だよね?!あれ!』

星輝「うんうん、最低だよ!」

皇輝「そんな俺を責めないでよ!ちょっと言葉を間違えただけじゃん!」

妹と弟に総攻撃されると、どうしても敵わないのか皇輝くんはあわあわしだす。

皇輝「…ゆかりはいつも、かわいいからね」

星輝「最初からそう言えばいいのにね～照れちゃって!」

皇輝「悪かったな!」

いつもの兄弟の小競り合い。
だけど、なんで皇輝くんはそんな悲しそうな目をしてるの?
なんか、いつもと違う。

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(次回早いですが、移行します☺)