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皇輝「ゆかりなんかあったでしょ」
3人で私の部屋に集まり、小テーブルにケーキを広げる。
ケーキを1口食べて私にそう言った皇輝くん。やっぱり敵わないなぁと思うのと同時に、気付いてくれた安心感を感じる。
『あった』
皇輝「いいこと?」
『最初は悪いことだったけど、結星のおかげでいいことに変わった』
星輝「ゆかりちゃん、いつの間に長瀬のこと名前で呼ぶくらい仲良くなってるの?」
『呼び始めたのは最近だけど、今話それじゃない!』
星輝「ごめんー、何があったの?」
『私と結星が話してるのをクラスの男の子に聞かれちゃって』
今日の昼休みに起きた出来事を2人に話した。
最初は今にも人を殺してしまいそうな目をしていた皇輝くんだけど、私の話を聞くにつれて柔らかい表情に戻った。
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作者名：ルナ
| 作成日時：2021年1月24日 21時
