対決 ページ21
「準備はいい？レディーGO！！」
貴「モブ君は本当に牛乳が好きだね」
僕は牛乳を口に含んで前の人を見る
「ぶあふぅうううう！！！」
見た瞬間対戦者が思い切り牛乳を吹き出した
顔に牛乳がかかる、気持ち悪い
この後の対戦者も、そのまた後の対戦者も
同じ結果だった
僕はAちゃんに貰ったタオルで顔を吹く
モブ「勝ったので、帰ります」
エクボ「ま、まて！！私が相手だ」
僕が受けて立とうとすると、Aちゃんがそれを止めた
貴「私がやる。」
Aちゃんは僕を守るように前に出た
Aちゃんは勘が鋭い、超能力的な意味で。
そんなAちゃんが滅多に受けない勝負をするのだから、この対決何かあるんだ…
「レディー、GO！」
Aちゃんは恐る恐る牛乳を手に取り、口に含む
モブ「…？」
含んだ瞬間、あの教祖がニヤリと笑った
モブ「A……ちゃ…ん」
貴「ｶﾊｯ…ゲホッっ、おえっ！」
モブ「……っ！！！！」
身震いをしてAちゃんが牛乳を吐き出す
エクボ「わらったぁああ！！！！」
「笑った！」
「さすが教祖様よ！」
「笑わせるなんて！！」
貴「はぁ…はァ…」
あぁ……
Aちゃんが…苦しそう
モブ「Aちゃんは……笑ってない…！」
僕が超能力混じりにそう言うと、みんなの笑いが止まった
「あ、あれ？」
「つーか、なんでここにいるんだっけ？」
みんなが正気に戻ったからか、エクボは焦り始めて手をかざす
またその瞬間
「楽しいから笑ってるんじゃないかー！！」
みんなが笑いだした
そうか、この人もきっと僕らと同じような力を……
エクボ「皆さん！彼の閉じ込められた笑顔を取り戻してあげましょう！」
エクボがそう言ったらみんな僕に掴みかかってきた
「笑いましょうよ！」
モブ「えっ、ちょっと…」
「笑顔は素敵よ！」
モブ「待ってよ…僕は…」
貴「モブ君に手を出すな」
Aちゃんは僕を見て、
まだ苦しそうな顔をしていながらも、冷酷な鋭い声でそう言う
モブ「Aちゃん…」
Aちゃんの冷たい声は、僕を引っ張ってた人達を強ばらせた
信者たちの引っ張る力が弱まる
エクボ「……さぁ、笑いなさい」
それでもエクボは僕達を帰させない
貴「まだやるんですか？」
エクボ「ここに君らの敵はいないのに、何と戦ってるんだね？
空気を読みなさい」
モブ「……？！！！」
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1117(プロフ) - リメイク版もすごく素敵で面白いです！これからも更新頑張ってください！ (2022年3月6日 17時) (
レス) @page26 id: f83c85821c (このIDを非表示/違反報告)
konatsuki572(プロフ) - アニメ好きのただのOTAKUさん» コメントありがとうございます！！リメイク前の作品は色々と文章力がなく、しっかりと読者様にその場の状況を伝えられることが出来なかったためリメイク作品はその辺を頑張って行こうと思います！！！ (2022年1月6日 18時) (レス) id: ec9abc31ad (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好きのただのOTAKU(プロフ) - リメイクバージョンも良き (2022年1月6日 12時) (レス) id: c8883aad80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきな | 作成日時：2021年12月8日 2時
