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「まぁ結局、私が行くんですよねぇ…」
結局、あの後ジャンケンをしたけど
負けたのは私一人だった
じゃんけんで決まったから仕方ない…と渋々二人は私を見送ってくれた
「貧乏くじですみませんね」
黒尾「は！？なんも言ってねぇだろ！？」
「顔に書いてあるんですけど」
黒尾「書いてねぇよ！！ったく…お前んとこの3年に言われたんだよ
Aに何かあったら殴り込みに行くって…」
「あの3人が…」
意外だった
優等生イメージがあるあの三年達がそんなこと言うなんて
私、思ったよりも愛されてるのかな
いいや、ちょっとだけ自惚れてみよ
黒尾「あーそうだ、お前のこと部員に紹介するわ
ほら、名前とか分かんないだろ？」
「私、多分全員の名前わかりますよ？」
黒尾「なに？お前そういう能力でもあんの？」
「音駒の試合、欠かさず見てきたので」
黒尾「なるほどな…って、は！？なんで俺たちの試合見てるんだよ！！」
「プレースタイルが好きだからですね」
どんな強いスパイカーでも止めて
会場中の誰もが｢拾えない｣と思ったスパイクでさえ拾う
そして虎視眈々と、反撃のチャンスを伺う
それが音駒のプレースタイル
私が好きなスタイル
それが生で見れるんだ
じゃんけんで負けた私の右手、よくやった！と褒めてやりたい
黒尾「まぁ名前知ってくれてるなら、こっちとしてもやりやすいから助かる」
「貧乏くじですけどね」
黒尾「だから、そんなこと思ってねぇっての！」
腹立つやつだな…と言われながら、音駒がいる体育館へと入る
黒尾「あー、ちょっと聞いて欲しい」
部員を集めて、私のことを手短に紹介する黒尾さん
視線が私に注がれるのを感じる
どう思われてるんだろう…と不安だ
でも、目の前にあの音駒がいる
今の気持ちはまさに、好きなアイドルに会えた時とおなじ
ドキドキ、でもハラハラ
黒尾「自己紹介、一応しとけ」
「烏野2年の東峰Aです、2日間よろしくお願いします」
山本「女子、女子マネ…！！」
思ったよりも歓迎されている気がする
モヒカンエース山本は泣いてるし
海さんはニコニコしてるし
ほかの人達も笑顔
不安だった気持ちがすぅっと消えてった
灰羽「でもあれっすね、間近で見ると意外と横にでかいんすね！」
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テディ(プロフ) - 初めまして！面白く読ませてもらってます！ただ、30の森然高校の場所ですが、神奈川ではなく埼玉なので直していただけると嬉しいです。 (2021年5月26日 14時) (
レス) id: 67badbec1d (このIDを非表示/違反報告)
エビのフリッター - パンツWwwwww(´-ω-`) (2020年11月22日 15時) (レス) id: c78e05a8b6 (このIDを非表示/違反報告)
アリ。(プロフ) - 紗痲さん» こんばんは。コメントありがとうございます。これからものんびりと続けていきますので、よろしくお願いします。コロナにはお気をつけくださいね(^-^) (2020年4月24日 19時) (レス) id: c41ef356f5 (このIDを非表示/違反報告)
紗痲 - 続きを楽しみに待ってます。体調に気をつけて頑張ってください！ (2020年4月24日 19時) (レス) id: b7f700878d (このIDを非表示/違反報告)
アリ。(プロフ) - あさりさん» こんにちは。コメントありがとうございます。これからもマイペースに更新していきますので、よろしくお願いします(^^) (2020年4月24日 14時) (レス) id: c41ef356f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリ。 | 作成日時：2020年4月3日 16時
