私の仲間にならないか？ ページ5
杉「俺は大怪我させれた娼婦の上客に頼まれただけだ
妙な入れ墨の男を探してそいつに仕返しをしてくれってその娼婦を呼んでくれって言ったのに銃を持った連中が囲んできたらわけも分からず逃げ出したくもなるだろう？」
鶴「………」
杉「(ダメか…なんとかこの場を切り抜けないと…何故姉さんも連れてきた)」
鶴「甘いのは好きか？」
杉「え？」
鶴「小樽の花園公園名物の串団子だ」
杉「…バクうまい甘いものは久しぶりなんで唾液腺が弾けそうだ」
鶴「どうだ？少尉美味いか？」
「……ええとても美味しいです…後鶴見中尉殿その少尉ってのを辞めてください…私はもう違いますので」
鶴「…"ふじみ、ふじみ"川岸で瀕死の部下が見つかかり指で文字を書いた」
杉「ごちそうさま出口は向こうかな？」
鶴「尾形上等兵をやったのはお前だな？
不死身の杉元」
双子「座れ」
杉「お前らそっくりだな？銃で俺を殴ったのはどっちだ？印つけとけよおデコとかに」
双子「殺してやる」ボソ…
杉「人違いだな俺は杉元なんて名前じゃねぇ
そこの女じゃねぇのか？杉元って言うんだろ？」
バカっ！
鶴「誰もその女のことを杉元と呼んではいないぞ？」
杉「………」
鶴「1度だけ"不死身の杉元"を旅順で見かけた少し遠かったが…(鬼神のごとき壮烈な戦いぶりに目を奪われた)あの時見たのはお前だそば屋の前での大立ち回りを見てピンときた」
杉「俺は第二師団だ旅順には行ってないやはり人違いだったみたいだな」
鶴「何故尾形上等兵は不死身の杉元に接触したのか…それはお前が金塊のありかを示した入れ墨の暗号を持っていたからだ」
金塊？
あの噂の事か？？
佐一もしかして…
鶴「…とここまで話が繋がることを恐れて我々から逃げようとした
刺青人皮を持っているのだろう？どこに隠した？(ヒソヒソ)」
杉「金塊？刺青？何を言っているのかさっぱりだが俺の荷物はもう調べただろう？
ケツの穴まで調べて構わんぞお前らの大将はアタマ大丈夫なのか？」
鶴「脳が少し砲弾で吹き飛んでおるハハハ」
双子「ぷっ」
杉「ははははは」ザクッ
「なっ！……」
私の弟だと知っておいてわざとやっているのか？
鶴「大した男だまばたきひとつしておらん
やはりおまえは不死身の杉元だ」
佐一…
鶴「だがなお前がいかに不死身で寿命のロウソクの火が消さぬというのなら俺がロウソクを頭からぼりぼり齧って消してやる」
「……」
鶴「この場を生き延びる方法がひとつだけある
私の下に付くことだ」
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mone - 杉本さんの姉設定はなかなか見ないのでおもしろいです！ (2020年5月23日 18時) (
レス) id: 1029d3705d (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - これからの更新楽しみにしています…！無理なさらない程度に頑張ってください！ (2019年5月11日 16時) (レス) id: e68df6da4c (このIDを非表示/違反報告)
雪見だいふく(プロフ) - かなとさん» ご報告ありがとうございます！大変ご迷惑をおかけしました (2019年5月4日 10時) (レス) id: 627794ed0d (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月4日 8時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪見だいふく | 作成日時：2019年5月4日 2時
