第47話 開封 ページ47
バ、バカップルだぁ〜？！
『付き合ってないから！！』
一体どこのどいつだ、なんて振り向けば
そこに立っていたのは以前訪問した硝子、
この前ぶりだななんてニコリと笑ったしょうこに
私は悲鳴にも似た喜びをあげた
『あ、会いたかった！！！！』
「私もだA。」
「…私にもそういった反応して欲しいね」
ぶつくさ文句言っている奴が1人いるけど
あいつは放っておこう、
私はしょうこが来る今日この日を心待ちにしてた
『しょうこ、前言ったよね
次きた時ゆっくり話そうって、』
私が皆と出会った記憶が何故ないのか、
そして私の奇妙な夢の体験談、もしこの2つが関係しているならそれを知っているのはきっと、
しょうこただ一人だ
「あぁ。その為に来た。夏油、借りていいよな」
「…何時まで？」
「お前そんな子供じみた奴だったか？」
五月蝿いよしょうこ。
なんてため息を着く傑に少しだけ本当に少しだけだが
可愛く思えた
「一室設けるよ。好きに寛いでいくといいさ」
その言葉に私としょうこは頷いた
ー
ーー
ーーー
「さて、何から話そうか。何か聞きたいことは
あるか？」
その言葉に私は何から話していいか
分からなくなる
手始めに夢の話でもするか？
いや、序盤からこの内容は頭がおかしいと
思われるかもしれない
そう思った私は口を開いた
『あのさ、私の事しょうこは知ってたよね
でも私は会った記憶がない。
でもそれはしょうこだけじゃなくて、
疑問に思った人達が沢山いる。それも、悟達と
出会ってから立て続けに。』
明らかにおかしい、何かパンドラの箱でも
開けてしまったかのように、
妙な体験がこの身に頻繁に起き続けている
私の問いに彼女はなんて答えるんだろう
緊張で握っている手が汗ばんでくる
そしてしばらくの静寂に、ようやっとしょうこは
口を開いた
「お前は前世を信じるか？」
『…え？』
「ある一説によれば、全く見知らぬ相手に対し
その人物、匂いや声をどこか懐かしく感じるのは
前世、繋がりがあった人物だと言われている」
お前もそう感じた事はないか？
なんて言ったしょうこの言葉が脳裏に
いつまでも残った
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ぱむむ - 私もとても面白いと思います笑 内容も斬新で記憶喪失&ヤクザパロとか好きすぎます笑 応援してます！ (2021年7月29日 18時) (
レス) id: ac3050bbcb (このIDを非表示/違反報告)
xoxo(プロフ) - 白牙さん» ありがとうございます！今後ともよろしくお願いします (2021年7月20日 12時) (レス) id: de4eceb30b (このIDを非表示/違反報告)
白牙(プロフ) - コメント失礼します！とても面白い作品で、何度も読み返してました！！更新頑張ってください！応援してます！！ (2021年7月17日 5時) (レス) id: a1abb373c7 (このIDを非表示/違反報告)
xoxo(プロフ) - あこさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！ (2021年7月8日 21時) (レス) id: 87cf4b3ec1 (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 初コメ失礼します！この作品にどハマりしました！これからも更新頑張ってください！！！ (2021年7月7日 7時) (レス) id: 4686a1bd88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：xoxo | 作成日時：2021年7月6日 22時
