第82話 笑顔 ページ32
『しょうこ久しぶり』
「あんた生きてたんだ?」
なんてケラケラ笑われ、悟と共に合流する
久しぶりに会った親友に生きてたは酷くないか
と思っていればしょうこは私を力強く抱きしめた
「辛かったね ごめんね 一緒に居てあげられなくて」
なんだよ、珍しく優しいじゃん
そんな事言われたら
『っ…、う、うえーーーーーーーん!!
しょうこーーーーーー!!!!』
「ハイハイ、子供なんだから」
なんて優しく私の頭をポンポン撫でるしょうこに
その様子を見た悟はけっと不愉快そうに顔を顰めてる
「俺じゃ、役者不足かよ」
『そ、んな事ない』
「…」
『悟もしょうこも、2人が居てくれたから
ここまで立ち直れた』
と言いつつ、
嗚咽が止まらないが。
でもなんだかんだ、一番辛いときにそばに居てくれた
からこそ、2人が私の中で大きな存在なんだと再確認
できた
『2人共、大好き!!死ぬまで一緒に居て!!』
「「それは勘弁」」
『あ"?』
なんて、2人から仰け反られながら
私は涙を拭い笑った
大切な人を失った私だけど
まだ私は笑える
『2人共、私もっと強くなるから』
と言えば、悟としょうこに
「鼻水拭いてから言えば?」
と引き気味に言われた
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作者名:xoxo | 作成日時:2021年4月12日 1時