どえすな社長 。

＃２３「いきなりの告白」 ページ24

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ふっかから思われてる。




片思いしてんだけどな、って言ってた。前にも聞いた。




…わたしそん時鈍感！って馬鹿にしまくったよね。







「好きでていていい…って…」




深澤「おれ本気で人好きになったの、お前だけかもしんない。高校からずっと」





真剣な目で見つめられて、どきっとする。



わたしって、尻軽…



でも、わたしには社長がいる。さっき、思いが通じ合ったばっかなんだ。




『いいよ』




断ろうとした時、社長に先手を取られた。





「しゃちょ」



『まあ、おれから奪うのは無理だけど？』





そう言ってわたしを抱き寄せる。





「や、やめてください」





恥ずかしくなって押しのけてしまった。






深澤「余裕でいられんのも、今のうちだからな」






社長を軽く睨んでふっかが社長室を出た。




…いいのかなこれで








『だって可哀想だろ？…ずっと好きでいたのに、突然諦めるの』






わたしの気持ちを見透かしたようにそういう社長。




まあ、そうだけど。








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