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JN
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音楽番組から数日たって僕たちは今日、Aさんとの広告の撮影日をむかえていた。楽屋へ挨拶に行った時、ユンギが珍しく口を開いたと思えばAさんも初めて僕たちに向けた笑顔を見せてくれて少しは距離が近くなったのかもしれない
テヒョン「ついでにDear.Jってどこの誰なんですか？って聞けばよかったじゃないですか」
ユンギ「初めて会話したのがあれなのに深く聞いたら怖がられるだろ」
ジミン「･･･でもAさん笑ってましたよね？」
隣にはAさんがいるはずなのにこんなに彼女の話題が出ている。どうか聞こえていませんように、と願いつつ彼女は噂によればギリギリにならないとこないから大丈夫かと思い直す。先にメイクをしてしまおうと弟たちのいる楽屋を後にした
ユンギ「ヒョン、どこ行くんですか？」
ジン「ああ、先にメイクしようと思って」
ユンギ「じゃあ僕も一緒に行きます。テヒョンとジミンがうるさいので」
そう心底嫌そうに言って僕の横に並んだユンギ。彼が自分から女性の共演者と話すことが珍しいかったからかずっとあの2人にいじられている。そう言えばこういうの大好きなジョングクが大人しい
ジン「でもあれは僕も驚いたよ。まさかあの場でユンギが自分から口を開くなんて」
ユンギ「･･･ヒョンまでやめてください」
そんな会話をしながらメイク室へ向かうと、メイク室の隣の衣装部屋の扉が空いていて中からは女の子たちの楽しそうな声が聞こえてくる。まあいつもの事だと通り過ぎようとしたら、隣を歩くユンギの足が止まった
ジン「ユンギ？どうしたの？」
ユンギ「ヒョン、あれAさんじゃないですか？」
･･･おかしい。衣装部屋で衣装スタッフに紛れてキビキビと動いているのはどう見ても先日僕たちが挨拶をしたAさんだった。スタッフさんたちとは打ち解けたように会話をしていて慣れたように作業を行っている
彼女は噂話の通りなら、早朝の撮影は時間ギリギリにお酒の匂いをさせながら派手な私服で登場しギラギラのメイクを落とすところからスタートさせるからちょっと時間がかかる、はずなんだけど目の前にいる彼女はどれも当てはまらずスタッフと楽しそうにしている
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うに - 大好きなお話で何度も読み返してます。またいつか更新される日を楽しみにしてます。 (2022年9月28日 14時) (
レス) @page24 id: 7083a913c1 (このIDを非表示/違反報告)
さく - とても好きな作品の1つです！また更新される日をお待ちしてます！！ (2022年6月26日 3時) (レス) @page24 id: 7083a913c1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続きがみたいです！！ (2022年5月21日 5時) (レス) @page24 id: 7083a913c1 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶あずき(プロフ) - 続き楽しみにしています☺ (2022年1月11日 15時) (レス) id: 22d9beea67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jur | 作成日時：2021年11月29日 22時
