１６ ページ16
JK
.
ヌナとの約束は結局ギリギリに調整しないとお互い分からない、ということでまだ確定はしないまま話は落ち着いていた
『なあ、お前たちこれやりたいか？』
そう言ってポンっと渡された資料には、有名ブランドの広告塔に関する内容が記載されている
ジン「僕たちに決定権があるの珍しいですね」
RM「これ程大きな仕事なら事務所からのゴーサインだと思いました」
みんな同じことを思っていたようでこれだけのブランドの広告塔となれば、事務所は頷くだろうし契約金だってそこそこでかい。なのにマネヒョンの顔を見れば少し曇っていた
『実はこれお前たち防弾少年団と女性とのコラボでの広告塔なんだよ』
ユンギ「女性側に気を使って遠慮してるってことですか？」
シュガヒョンが言っていることは、つまり僕たちと共演することでよく思わない僕たちのファンからの誹謗中傷を考えてのことか、ということだった。相手の方を傷つけることによって僕たちの名前が挙がることを懸念しているのだろうか
『いや、そうじゃなくて共演予定の相手が、Aさんなんだよ』
そうマネヒョンが言った後僕たちの時間は止まった気がした。そんなヒョンたちの空気にやっぱりヌナのことはあまりよく思われていないみたいで悲しかった
ジミン「それAさんは受けたんですか？」
『ああ、一応先方はそう言ってる。相手は誰でもいいって言ってるらしくてBTSだとは本人に伝えてないみたいだけど』
ユンギ「あの人がだれかと共同で広告塔やるなんて珍しい話ですね」
『どうしても先方側の社長とかお偉いさんが彼女を使いたがってるらしい』
そう補足説明されれば、いつもの噂話のせいもあってかお偉いさんつまりオジサンたちね、とでも言いたげな雰囲気になった
『どうする？まあ返事は今週中にってことだからお前らに一任するよ。批判も報酬も受けるのはお前らだしな』
そう言って企画書と書かれた詳細が記載されている紙を置いてマネヒョンは出ていった。それにしてもなんでヌナ、男性との共同での広告塔の話なんて受けたんだろう？共演したがらないのに珍しいとでも思いながらこの話がどうなるのかちょっとヒヤヒヤしていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2380人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うに - 大好きなお話で何度も読み返してます。またいつか更新される日を楽しみにしてます。 (2022年9月28日 14時) (
レス) @page24 id: 7083a913c1 (このIDを非表示/違反報告)
さく - とても好きな作品の1つです！また更新される日をお待ちしてます！！ (2022年6月26日 3時) (レス) @page24 id: 7083a913c1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続きがみたいです！！ (2022年5月21日 5時) (レス) @page24 id: 7083a913c1 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶あずき(プロフ) - 続き楽しみにしています☺ (2022年1月11日 15時) (レス) id: 22d9beea67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：jur | 作成日時：2021年11月29日 22時
