検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:205,141 hit

13 ページ13

.











ユンギ「世の中はこれを恋愛ソングだって言って売ってるし本人もそれを否定しなてないからあくまで考察な」










ヌナが最初に作ったこの曲は恋愛ソングとして売り出された。それも失恋ソングとして。バラードではなくアップテンポな曲調だけど、誰かを思う気持ちはストレートに歌詞にされていた。まあその誰かっていうのは僕だけど











ユンギ「もしこれが失恋ソングなら、彼女は素晴らしい人に出会って恋愛をしてきたんだと思うし俺の言う通りだったとしたら愛情深い素敵な人だと思うよ」












何を返せない僕にシュガヒョンは続けてそう言った。授賞式のたび、音楽番組のたび共演するたびに会場の裏から聞こえるヌナの陰口。シュガヒョンだって耳にしていたはずなのに











ジョングク「シュガヒョンは、Aさんの噂話信じてないんですね」










そう言えば一瞬目を丸くして、でもすぐにいつもの顔に戻ってから口を開いた










ユンギ「ジョングク、お前は彼女が共演者とタメ口で話してたりオッパって誰かを呼んでるの見たことあるか?」


ジョングク「いえ、ないです」


ユンギ「じゃあ、反対に彼女の元へそういう誘いを目的に近寄った人とそのまま親しくなってるのは?」


ジョングク「どっちも僕は見たことがありません」










立て続けに質問されたことは、別に僕がヌナの弟でなくとも現場にいれば知れることで誰もがわかる事だった










ユンギ「だろ?じゃあ彼女は一体誰とそういうことをしてる?」


ジョングク「・・・確かに」


ユンギ「それに考えてみろ。1人でカムバックして俺たちよりも多くの案件抱えてんだぞ。Aさんが噂話通りの人なら仕事で結果を出せるはずがない」










シュガヒョンが言っていることは、全部が正論だった。僕は噂話も全部全部偽りのヌナのことだって信じていなかったけど、その情報もないままここまで物事を見れているヒョンに驚かされる











ユンギ「ジョングクはジョングクが信じたいと思う人を信じればいい。別にヒョンたちがその人をよく思ってなくてもお前がいいと思ったらそれでいいんだよ」










こうやってシュガヒョンは僕の言って欲しい答えをハッキリとくれるから、こうして忙しいのも分かっているのに作業室へ来てしまう。・・・今回も助けられたしまた今度何かあったらここに来ようと決めた

14→←12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (475 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2379人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジョングク
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うに - 大好きなお話で何度も読み返してます。またいつか更新される日を楽しみにしてます。 (2022年9月28日 14時) (レス) @page24 id: 7083a913c1 (このIDを非表示/違反報告)
さく - とても好きな作品の1つです!また更新される日をお待ちしてます!! (2022年6月26日 3時) (レス) @page24 id: 7083a913c1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 続きがみたいです!! (2022年5月21日 5時) (レス) @page24 id: 7083a913c1 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶あずき(プロフ) - 続き楽しみにしています☺ (2022年1月11日 15時) (レス) id: 22d9beea67 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:jur | 作成日時:2021年11月29日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。