検索窓
今日:1 hit、昨日:10 hit、合計:9,487 hit

・‎【五条side】 ページ8

西折さんが僕の任務先で倒れた。

無茶な呪霊の接近というなんとも馬鹿げた原因が基だった。

1級相手の呪霊相手に、対準2級呪術師の彼女が何故必要以上に接近したのかは不明。

「悟...Aの事お願いします」

彼女は偶に話していた娘の名前を言った。

少し話題になった、術式を持つ娘の名を。

西折さんを抱き抱えると、背中に付いた彼女の血がべっとり僕の手に付いた。

紛れもない致命傷。

彼女は今昏睡状態に陥り、かかりつけの病院で寝ていた。

その姿を確認して調べた電話番号を、携帯に打ち込んだ。

暫くして出てきた西折さんの娘。

不安そうな声で電話に応じてくれた。

要件を伝えて電話を切った。

Aは6歳の時に術式が刻まれていたことを発覚。

当の本人は隠してるつもりだが、窓がAが術式を用いて呪霊を祓う所を目撃しているので、こちらとしては確認済み。

僕を通して西折さんに伝えたらめちゃくちゃに嫌な表情をされたっけ。

それでも本人は術式を所持している事を隠しているつもりだったので、西折さんには内密にさせておいた。

その間にAの術式の事を調べたりして上層部に報告したりして僕めっちゃ動いたからね??

上層部の意見は全員一致の「中学卒業と共に彼女を保護する」との事だった。

しかもAの術式は折形操術という何千年振りとかいう術式の可能性が高い。

う〜ん、面倒なことになったねぇ。




夕方になって、Aの通う小学校に向かう。

ガキンチョに囲まれたりしたけど、それでもAを見つけることができた。

だってあいつ呪力あるんだもん。

_コイツは出世するねぇ。

あらぬ思考をしながら僕は彼女の腕を掴んだ。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
117人がお気に入り
設定タグ:伏黒恵 , 呪術廻戦
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふぅあ | 作成日時:2023年2月21日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。