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『暫く...入院??』
大事な部分だけを、繰り返す。
「そうそう。君のお母さんが退院するまでは暫く僕が面倒見ることになったから。」
じゃ、放課後校門前で待ってるねとだけ言われて向こうから電話を切られた。
_マジか。
初対面の男性と一緒に暮らせと?
見知らぬ男性にプライベートを見せたくないんだけど。
お母さんももう少し遠慮というか、そういうものはないのだろうか。
複雑な気持ちで受話器を置いて電話を切る。
担任の先生に電話の内容を簡潔に話すと目を丸くさせられた。
_そりゃそうだよね。
Aは呪霊が見える関係で呪いが凄く身近に感じるけど普通の一般人には、それが当たり前ではないのだ。
午後の授業が終わり、帰りの支度を済ませて学校から出ると校門前には人集りが。
んぁーこれはあれですね。アレであれのアレですね。
人集りの真ん中には身長2mあるんじゃないかってくらいの男性がいた。
無視して校門を通り過ぎようとすると誰かに腕を掴まれる。
「A_だよな?」
黒いサングラス越しに見える蒼い瞳。
不覚にも胸の鼓動が速まってしまった。
『五条_さん??』
銀色に輝く奇抜な髪色。
この人とバスケやったら絶対勝てないだろ、ってくらいに上背がある。
サングラス越しに見えた蒼い瞳。
まるで異世界から来たかのような人だった。
...お葬式でもないのに全身黒い洋服を着てるのが不思議だが。
꙳ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ꙳
更新遅れてすみません...
受験が終わり、久々に占ツク開いたらランキングがついてたりお気に入り登録もたくさんやってくださってびっくりしました.ᐟ.ᐟ
本当にありがとうございます(#´ᗜ`#)
受験が終わったので、これからは定期的に更新しようと思います( ܸ..)⋆꙳
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作者名:ふぅあ | 作成日時:2023年2月21日 21時