中間じゅんぺろ (ページ26)

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『…最近感じ悪すぎね？どういうつもりなの？』

Aがふとそんなことを呟いた。

濵田「え……」

「…は、？」

どっちに言うてんねやろ、、

って……どう考えても俺やな。

なにかとAに気を遣わせてる自覚はある。

けど俺にだって言い分はある！

個人的に嫌なことがあったとか、何もうまくいかへんからとか、そんな利己的な理由だけで当たってた訳ちゃうし。

大学生になってからずっと、Aの隣におったのはいつも俺だけやった。

そんな俺を差し置いて他の奴と……

ましてや俺の知らん男と勝手にええ感じになってるのがなんか嫌やっただけ。

……って、これも十分利己的か。

第一、俺にAを制限する権限なんかないしな。。

人よりちょっと仲良くできてたからって勝手にいい気になってただけ…やもんな。

認めたくないけど。

『移動しなくていいよ、』

濵田「…や、でも、、照史も、来るやろうし、、」

『そこ、荷物どけたらもう一人座れるじゃん？』

濵田「まぁ……そ、そうやな、、』

『……あ、もしかして淳太のこと気にしてる？』

『ごめんね、なんか変な空気になっちゃって』

これはさっきの俺のことを謝ってくれてんねやろか。

またAに気遣わせてしまったな。

…と思ったら。

『こんなクソガキなんか全然気にしなくていいからね？(*^^*)』

俺の背中をグーでパンチしながら笑顔で言い放った。

「っ…誰がクソガキやねん、」

『はいはい』

『…言いたいことあるなら後で聞いてあげるからね～？』

クソガキのじゅんちゃん♡、と付け加えられてしまった。