第８話 ページ8
◇監 禁1日目
私が別れを告げ、
意識が飛ぶまで抱き潰され、今朝目が覚めると全身筋肉痛…、主に腰が使い物にならない状態で手錠を嵌められ監 禁生活を余儀無くされた。
本人は「其れでは仕事に行ってきますので、大人しく私の帰りを待って居て下さい」と云って家から出て行った。
▼△▼△▼△
ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
『っ！？』
扉の鍵が開いた音で目が覚めた私は、驚いて体を硬直させた。
嗚呼、帰ってきたのか
＿＿って言うか私寝てた？
多分考えるのが面倒くさくなって寝ちゃったんだ……。
どうせ考えた所で良い案は浮かばないだろうし手錠もされてるんだから私のひ弱な力じゃ逃げられない
ｶﾞﾁｬ
『……！』
「只今帰りました」
部屋に入ってきた人物は、勿論家主である条野さん
そして私の元へ歩いてくる彼の手には信じられない物が握られていた。
「さてAさん─────
考える時間は存分にあった筈ですが、まだ私と別れたい等と思っていますか？」
『……いいや、もう諦めたよ。だから解放して』
「……もし私から逃げようとしたり、また別れたいと口にすれば其の時は覚悟して下さい＿＿＿＿＿宜しいですね？」
『はいはいもう判ったから！』
すると手錠を外してくれるのかと思い気や、私を抱え上げて部屋を出た彼は
そして浴室で私を降ろし、条野さんは上半身の服を脱ぎ始めて脱いだ服を洗濯機へと入れていく。
『は…？ちょっと！？』
いきなり何なの！？何でお風呂に私を連れて来た！？
＿＿そう彼の意図が読めず困惑していると、ほぼ全裸になった条野さんは私につけた手錠をｶﾞﾁｬｯと外した。
「では脱いで下さい」
『……は、』
脱いで下さい…？
え、どう云う事！？
「一緒にお風呂へ入りますよ」
『えっ！？いや、それはちょっと…！』
「本当に別れる事を諦めたと云うなら証明して下さい。勿論拒否すればまた
『ッ…』
何なのこいつ。
そんなの私に拒否権なんて無いじゃん！
これを拒否すればまた手錠を嵌められてしまう。
ならば覚悟を決めるしかない＿＿＿＿。
．
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推しの命は私の命 - …え。表現の仕方凄過ぎません？あの、なんかですね、その時の風景や音声が凄く伝わってくるというか。それに話の構成もしっかり考えられてて、気持ちが伝わってくる、良い作品だと思いました。 (8月30日 1時) (
レス) @page9 id: 0046fb2d1c (このIDを非表示/違反報告)
箱 - 素敵な作品ありがとうございます (6月18日 20時) (レス) @page9 id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - ちょくちょく更新してほしいです (6月8日 7時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - ちょくちょく更新してほしいです (6月4日 12時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 更新してほしいです (5月25日 13時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つゆこ | 作成日時：2023年3月23日 16時
