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第6話 ページ6






『ちょっと!何すんのよ!』



条野さんに寝室へと連れて行かれ、寝台へ投げられた私は不満の言葉をぶつけた。

しかし次の瞬間には条野さんに押し倒されていた。





「あまり手荒な真似はしたくありませんので、大人しくして下さい」

『んんっ!?』




言い終わると同時に口を塞がれて抵抗も疎か、抗議の言葉すら言えない




『んっ、ん…ッ』


接吻されて直ぐにヌルッとしたらモノが口内に侵入し、今迄にない激しく濃厚な接吻…

そして服の中へと手を入れられ、お腹の辺りから上へ上へとゆっくり撫でるように触れられてゾクリと全身を震えさせた。





「相変わらず身体だけは素直なんですね」




接吻をやめて私を嘲笑う顔で見下してくる彼に怒りを覚える






「別れたい男に口付けをされ、こうやって身体を触れられていると云うのに感じて…、貴女がこんなに淫乱だったとは初めて知りました」


『なっ…!?』


「心の方は後にします。先ずはこっち(身体)から貴女を従順にして私から別れる事など出来ない身体にしてあげます」






こうして始まった行為が
地獄の監 禁生活の始まりとなった_____。








▼△▼△▼△







『ん……』




パチリと目が覚め、一番最初に見えたのは天井。

そして腰の痛みと股の不快感
其れから手首にある違和感を不思議に思った私は其処に視線を向けると、




『は、?手錠!?』





─────私の手首には手錠が嵌められていた。






寝惚けていた頭は一気に覚醒し、驚愕のあまり起き上がろうした。が…___



『ぃ…った、ッ』





腰の痛みで起き上がる事も座る事さえも出来なかった。







そうだ、思い出した。条野さんに別れ話しをしたら急にヤンデレ化されて抱き潰されたんだ…。
今迄に経験した事がない程激しく、容赦なく、睡魔と体力が限界を超えても一切の猶予も与えてくれず生理的な涙が出て「もうやめて」と懇願しても聞き入れてくれなかった。


私が覚えているのはそこまでで、その後は記憶にない。







いや、と云うかこの手錠なに!?
ありえない…ッ絶対犯人はあのクソ野郎(条野さん)だ!仕事道具を私物化するんなんて、色々と最低だ



『絶対別れてやるッ!!』










「まだそんな事を云っているのですか」





『ぎゃあぁ!?』







突然聞こえてきた声の方向に目を向けると、
何時の間にか犯人(条野さん)が居た。





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推しの命は私の命 - …え。表現の仕方凄過ぎません?あの、なんかですね、その時の風景や音声が凄く伝わってくるというか。それに話の構成もしっかり考えられてて、気持ちが伝わってくる、良い作品だと思いました。 (8月30日 1時) (レス) @page9 id: 0046fb2d1c (このIDを非表示/違反報告)
- 素敵な作品ありがとうございます (6月18日 20時) (レス) @page9 id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - ちょくちょく更新してほしいです (6月8日 7時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - ちょくちょく更新してほしいです (6月4日 12時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 更新してほしいです (5月25日 13時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つゆこ | 作成日時:2023年3月23日 16時

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