偶発的な出逢いは＿＿＿＿。�� ページ13
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──休日、日曜の昼下がり
私はヨコハマの大規模商業施設に訪れ、本屋や洋服店、雑貨店等を見て周り、時には買い物をしたりと休日のショッピングを1人で楽しんでいた。
しかし大勢の人混みで賑わっている中歩き回っていると人酔いして気分が悪くなり疲れてしまった為、そろそろ帰ろうと歩き出した。
『あ、帰りにスーパー寄って帰ろう』
今日は何を作ろうかなぁ〜。手の込んだ料理は面倒くさいから簡単な物がいいなぁ。
例えばカレー……は、流石に手抜き過ぎるか。それなら肉じゃがで善いや！野菜を切って煮込むだけだから簡単簡単！
＿＿そんな雑な決め方たが今日の献立が決定した。其の時
『＿＿＿＿＿＿＿ぇ……？は、』
「これは貰って行くぜ！」
私の横を自転車が猛スピードで駆け抜けていき、其の自転車に乗っている男の手には私の鞄が握られている。
状況を理解するのにコンマ数秒時間を有してしまった所為で自分と自転車との距離が離れていく……。そして我に返った私は出来る限り声を張り上げて叫んだ。
『ひったくりだぁぁーーーッ！！！誰か其奴を捕まえてぇぇーーっ！！』
私の絶叫が辺り一面に響き渡ったと同時に私も全速力で走り出した。
しかし運動音痴な私では自転車に乗ったひったくり犯に追い付く事なんて不可能だ。……さて、どうしたものか…
『……！！』
ひったくり犯が向かう先には2人の男性が居た。そして咄嗟に、其の2人に向かって私は叫んだ。
『其処に居るイケメンの2人ーー！！！ひったくり野郎を捕まえて！プリン奢ってあげるからお願ぁぁぁい！！！』
「えぇ！？ひったくり！？」
「これは一大事だ。ほら敦くんッ！」
「ちょっ…！」
距離が少し離れている為、はっきりと何を話しているのかは判らないが砂色のコートを羽織っている男性が隣の男の子をひったくりが向かう先に押し出していた。
「轢いちまうぞ！」
……と、ひったくり犯が発した直後男の子が腕で自転車を止めて、その拍子で犯人は地面へと転げ落ち、私の鞄が宙を舞った。
「これで一件落着だねぇ」
「太宰さんは何もしてないじゃないですか」
「まぁまぁ細かい事は善いじゃないか！」
『はぁ…っ、…ぁ、は…ぁ』
私は走った所為で息がたえだえになりながらもやっと追いつく事が出来、その場には男の子が犯人を拘束している姿と、コートの男性が私の鞄を拾ってくれている光景が…＿＿＿。
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偶発的な出逢いは＿＿＿＿。�□�←腹黒毒舌セコムVS陰険陰湿ドS悪魔��
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黒蜜おもち - んフフフフ．．．この作品読んでてにやにやしちゃいました！・・・・・・おもしろいです。（真顔）神作ありがとう御座います！ (8月12日 18時) (
レス) id: 1ddc998b2e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃー(プロフ) - 初コメ失礼します。めちゃ面白いです!!!!無理のない程度で更新頑張ってください！ (6月5日 20時) (レス) id: b6541afbd1 (このIDを非表示/違反報告)
つゆこ(プロフ) - ゆきめさん» どちらかというと、大変な目に遭うのは夢主ちゃn......。 (5月21日 0時) (レス) id: da1b8adb25 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきめ(プロフ) - 太宰さん………後に大変な目に会うのでは…？ (5月20日 20時) (レス) @page14 id: 313547119f (このIDを非表示/違反報告)
つゆこ(プロフ) - 雪見さん» お仕置で済めば良いんですけどね...(＾ω＾)ﾌﾌ (5月20日 19時) (レス) id: da1b8adb25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つゆこ | 作成日時：2023年3月3日 19時
