腹黒毒舌セコムVS陰険陰湿ドS悪魔�� ページ11
◇
条野さんから突然口付けをされて顔が赤くなり、丁度戻って来た蓮くんに其の赤面した顔を見られてしまった
『ゆっ…、これは夕陽の所為だからッ！』
「まだお昼ですから夕陽は出ていませんよ」
『〜ッ！直射日光の所為ッ！』
「遮光カーテンを使用している筈では？」
『ッッ〜、うっさい！！
この男、私を揶揄って愉しんでる…！！
蓮くんが居る手前、接吻されていましたなんて口が裂けても言えない事を分かっていて私の反応で遊んでる！
「お姉ちゃん、なにかされたの？」
『なにもされてませんけど！？』
「……＿＿＿もしかしてちゅーされた？」
『なッ！？』
なんて鋭く勘のいい子…！
君まだ小5でしょ？何でそんな事分かるの！？
もしかして最近は早いのか！？
「ふーん、ちゅーされたんだ。どんなちゅーされたの？」
『はっ！？』
「ふれるだけのやつ？それともねっとりしたやつ？」
『んなッ！？蓮くん待ちなさい！一寸お口チャックしなさいッ！！』
けしからん！誰だ、蓮くんにマセた事を教えた奴は！！
友達か？お母さん…はないか。
「俺もちゅーしたい」
『いや誰に！？って言うかまだ早い！』
「もちろんお姉ちゃんに。＿＿このおっさんだけ良いおもいするなんて狡い」
いやいや私と条野さんは恋人だから狡くはない！あと蓮くん、さっきはおじさん呼びだったのに今はおっさん呼びになってるけどわざとかな？無意識かな？どっち！？
＿＿＿＿なんて思っていると、スタスタと此方へやって来た蓮くんは「ﾁｭｯ」と私の頬に軽くリップ音を響かせた。
『……！』
「……。」
「……なんで顔あかくならないんだよ」
いきなり頬に接吻されて驚いたものの赤面する事はない。
何故なら蓮くんは子供で、恋愛感情も無ければ異性として意識していないから…。
だから何か思う事があるとすれば「可愛いな〜」ぐらいだ
「ちっ。(むかつく、ガキだと思っていしきされてねェ)」
『え、今舌打ちした？』
「え、してないよ？」
白を切り惚ける蓮くんだけど、私はしっかりと聞こえていたから誤魔化されないぞ。
「ぼくおなかすいた〜！なにかつくって〜！」
『私もお腹空いた〜！条野さん何か作って〜！』
「私は客人なんですよ！貴女がするべき事でしょう！」
などと言いながらも台所に向かう条野さんは何だかんだ優しいよね……。
．
腹黒毒舌セコムVS陰険陰湿ドS悪魔�Β�←腹黒毒舌セコムVS陰険陰湿ドS悪魔��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 342人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒蜜おもち - んフフフフ．．．この作品読んでてにやにやしちゃいました！・・・・・・おもしろいです。（真顔）神作ありがとう御座います！ (8月12日 18時) (
レス) id: 1ddc998b2e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃー(プロフ) - 初コメ失礼します。めちゃ面白いです!!!!無理のない程度で更新頑張ってください！ (6月5日 20時) (レス) id: b6541afbd1 (このIDを非表示/違反報告)
つゆこ(プロフ) - ゆきめさん» どちらかというと、大変な目に遭うのは夢主ちゃn......。 (5月21日 0時) (レス) id: da1b8adb25 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきめ(プロフ) - 太宰さん………後に大変な目に会うのでは…？ (5月20日 20時) (レス) @page14 id: 313547119f (このIDを非表示/違反報告)
つゆこ(プロフ) - 雪見さん» お仕置で済めば良いんですけどね...(＾ω＾)ﾌﾌ (5月20日 19時) (レス) id: da1b8adb25 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：つゆこ | 作成日時：2023年3月3日 19時
