お母さんポジション ページ36
あ「兄ちゃん(*^▽^*)」
廊下を走った勢いのまま
ジャンプで抱きついた
この家にいた3人にはない
神菜の嗅ぎ慣れたにおいがする
あとシーブリーズのにおい←
威「おっとぉ…危ない危ない
大事な神菜を落としちゃうとこだったよ」
すると台所からバァバと実咲おばちゃんがでてきた
婆「あらカムくんお帰りぃ
早かったねぇあんたが1番だったよ」
威「部活がたまたま早く終わったんだよ」
実「えっ神威くん!?こんなに大きくなったの
いつの間にか背が余裕で抜かされてる…」
神威兄ちゃんは思いっきり
『誰だよ…』みたいな顔してる
実「やっぱり覚えてないよね
小さい頃何回か会ってるんだけど」
あ「兄ちゃん達みんな
覚えてないって言ってたよ」
実「神威くん達のお母さんの姉で君達からすると
イトコのお母さんポジションの実咲です」
お母さんポジション??
実「さっきから思ってたんだけど神菜ちゃんと
神威くんってそっくりだね」
威「そーなのかな?髪は俺似だろうけど」
早く遊びたいなぁ…
あ「ねぇ兄ちゃん遊ぼ(*^▽^*)」
さっきまでは見せなかったような満面の笑み
威「いいよ!何して遊ぼっか?
あっその前に…俺着替えてないや」
神菜をおろしてリビングに入る
威「部屋行って着替えてくるから
ちょっと待ってられる?」
あ「うん」
威「ばぁさんいつもの部屋使っていいんでしょ」
婆「あぁいいよ」
この家の空き部屋は2つあってそのうちの1つは
神菜達が泊まりに来た時用の部屋なんだよー
出しっぱなしだったブロックを片付けた
終わった頃に兄ちゃんの着替えも終わってた
威「神菜ぁ着替え終わったよ〜」
いつもの黒いチャイナ服だ!
あ「おもちゃの片付けしといた」
威「神菜いいこだね(*´꒳`*)」
神威兄ちゃんは神菜の頭を撫でてくれた
あ「何して遊ぼっかなぁ」
威「それはいいんだけどさぁアレ誰?」
壁にもたれかかってスマホをいじる
璃子ちゃんに目を向けながら聞いてくる
あ「璃子ちゃん。イトコなんだって」
威「へー……コレがねぇ」
あ「銀兄ちゃんが言ってたことと違った…
遊んでくれなかったんだもん」
そんなことを言った瞬間に
大きな雷の音がして停電した
あ「うっひゃぁ」
威「停電しちゃったみたいだね」
びっくりして変な声が…
そして壁にもたれかかっていた璃子ちゃんも
璃「うわぁぁ怖いよぉ雷とか超ムリ」
…って神菜より怖がってるし
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堕天使 闇 - とても面白いです キナコさんの作った小説何度読んでも飽きません。次回がとても楽しみです。 (2019年2月26日 17時) (レス) id: 8007d04d43 (このIDを非表示/違反報告)
神威アリス - すごい面白い!特に〈ワンワン〉は笑ってしまいました (2017年11月11日 18時) (レス) id: 4305959728 (このIDを非表示/違反報告)
レミ - 駄作 (2017年10月2日 13時) (レス) id: 52dbecf78a (このIDを非表示/違反報告)
キナコ(プロフ) - おぺさん» ありがとうございます!学校の関係で更新が遅くなりますが楽しんでいただけると嬉しいです (2017年7月18日 20時) (レス) id: 65353da19a (このIDを非表示/違反報告)
おぺ - おもしろいです!!更新遅れてもいいので、頑張ってください!! (2017年7月16日 0時) (レス) id: ba3681aa88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田神威LOVEなキナコ | 作成日時:2017年2月28日 23時