（銀魂）女の子とシスコン兄貴ども

イトコ ページ35

あ「えーっ(ㆀ˘･з･˘)バァバが…」

明日のお迎えは兄ちゃん
じゃなくてバァバ…

銀「嫌なのか？」

あ「嫌じゃないけどさぁ…
みんながバァバん家に来るまで
神菜は暇だもん」

銀「イトコが
遊んでくれるんじゃねぇか」

あ「だって神菜は初めて会う人だもん」

銀「みんなガキの頃会ったかもだが
覚えてねぇぞ」

周りを見てみると
みんな“いとこ”とか覚えてねぇよって顔してた

あ「はぁっ…」

明日の暇さを思い浮かべると
思わず溜息が…あぁ憂鬱

十「ならべく早く行ってやっから
そんなに溜息ばっかつくな」

あ「じゃあ早くきてね(ㆀ˘･з･˘)」

そして次の日の夕方
ついにこの時が来てしまった…

先「カンちゃんお迎えよ」

あ「うん」

婆「カンちゃん帰ろうか」

服とかの荷物は後から持って来てくれるから
荷物の量はいつもと同じ
保育園からバァバの家は近いからすぐに着いた

《ガラガラ》

神菜の家にはない横開きの扉を開けて中に入る

婆「ただいま」

出てきたのは女の人2人
そのうちの1人は総兄ちゃん達と
同じくらいの歳って感じがする

？1「お帰りなさいお母さん」

？2「お帰りっ婆ちゃん！その子誰？」

女の子は神菜を不思議そうに見つめてくる

婆「あんたのイトコの神菜だよ。」

？1「えっ！？この子って瑞季の子供？」

ちなみに神菜のお母さんの名前は瑞季でーっす

あ「はじめましてぇ！坂田神菜です！
よろしくお願いしまーす！」

自慢じゃないけど人見知りはゼロ

実「はじめまして村中 実咲です
神菜ちゃんのお母さんのお姉ちゃんよ」

へーっ…神菜のお母さんとあんまり似てないなぁ

璃「村中 璃子です…一応イトコなんでよろしく」

いとこの第一印象超デブ&ブス←

実「璃子！神菜ちゃんと遊んであげてよ」

璃「……………いや」

実「ごめんねぇ神菜ちゃん。
璃子は一人っ子だから
きっと小さい子の扱い方が分からないのよ」

璃子ちゃんスマホに夢中
遊ぼって言っても無視される
あぁ早く兄ちゃん帰ってこないかな

婆ちゃん家に来てからずっと1人で寂しく
家から持って来たブロックを組み立てている

あのイトコはしぶとく言っても
絶対遊んでくれないパターンだから

《ガラガラ》

威「ただいまぁ〜」

声が聞こえると同時に立ち上がった
リビングの扉を素早く開けて
玄関へつながる廊下を猛ダッシュする

お母さんポジション→←天パがうつる！！

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