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#4 ページ4

我慢の限界で、話をさえぎる。


本気でムカついてきた。


・・食事なんてこなきゃよかった。


本当にこいつ、何言ってんだ。


「ごめんごめん。心配してくれてんのかなって思ったから。」


「お前のことなんか知らねーよ。」


「そっか、ごめん。」


ちょっと気まずそうな笑顔を浮かべながら再びコーラを飲んでいる宮田。


お前のことなんか知らない。


何も、知らない。


ただの、仕事仲間だ。


宮田の言葉を思い出す。


ーーたまにちょっと似てるんだ。


うるさい。


うるさいうるさいうるさい。


「ごちそうさま。さ、帰るよ。」


「あれ?まだ残ってるじゃん。あ、俺ならそんな急がなくても大丈夫だよ。」


「俺が急ぐの。」


「たまも用事?あ、待ってよ。ちょっと、本当に俺が払うの?」


宮田の言葉を無視して、先に出る。




「ねぇ!たま待ってよ!」


もう顔も見たくなくて急いで歩く。


ムカつくムカつく。

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設定タグ:キスマイ , 宮玉   
作品ジャンル:恋愛
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tana(プロフ) - お返事頂けるだけで嬉しいです( ´ ▽ ` )これからも二人の幸せを願いつつこっそりと見守ります笑 (2015年7月25日 10時) (レス) id: 2c098967d9 (このIDを非表示/違反報告)
たみ(プロフ) - tanaさん» tanaさん、お返事遅くなってごめんなさい!公開BE LOVE、想像以上でしたね!!ふたりがいつでも幸せでありますように。。 (2015年7月24日 21時) (レス) id: 95feda44fa (このIDを非表示/違反報告)
tana(プロフ) - いえいえ!こちらこそいつも素敵な作品ありがとうございます!好きすぎて不安になるのは幸せなことですよ( ´ ▽ ` )あの場面は衝撃がすごかった…笑 可愛い二人バンザイ!!笑 (2015年7月21日 22時) (レス) id: 2c098967d9 (このIDを非表示/違反報告)
たみ(プロフ) - tanaさん» 好きな作品だなんてー!いつもしっかり読んでくださってありがとうございます!涙 としくんが好きすぎて不安になる純粋無垢なたまちゃんです。あの場面、どうにか書いてみたかったので詰め込みました。なんてかわいいふたりなんでしょう!! (2015年7月21日 20時) (レス) id: 95feda44fa (このIDを非表示/違反報告)
たみ(プロフ) - ゆう☆さん» そうなんです。俺が好きでしょ?俺だけでしょ?ってもうひたすら甘えたの裏返し!なんて妄想してきゅんきゅんしてます。読んでいただけてうれしいです!ありがとうございます! (2015年7月21日 19時) (レス) id: 95feda44fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たみ | 作成日時:2015年7月19日 7時

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