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#1 ページ1

宮田のカバンからはみ出した書類が何気なく目にとまる。


間取りの資料。


「宮田〜、これ何?」


「え?・・あ!何でもない何でもない。」


焦ってる。


「引越すの?」


「ちょっと考えてただけ。何かほら、グッズとか増えてちょっと狭いかなあって思って。資料もらっただけだよ。」


一人ではどう考えても広い間取りだった。


つかちゃんと住むの?


「ほら、ご飯食べよ?せっかく作ってくれたのに、冷めちゃう。」


話、そらしたな。


目はキョロキョロ。


なんで?


肝心なことはいつも聞けない。


この時間が終わってしまうことがこわい。



「ん、食べよ。」


「いただきまーす。」


「こぼすなよ。」


「めちゃおいしいじゃん!たま天才だよ!」


「当たり前じゃん。」


宮田に食べて欲しくて作ったんだよ。


「最近牛丼ばっかり食べてたから。ありがとう、たま。」


「これ以上太ったら大変だよ?」


「あはは、うん。でもたまの手料理でなら太ってみたいな〜。」


「何それ?俺そんな甘やかさないから。」


「ふふ、だよね。たまにかっこいい♡って言ってもらえるように頑張る。」


「がんばって〜。」

#2→



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設定タグ:宮玉 , キスマイ   
作品ジャンル:恋愛
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たみ(プロフ) - tanaさん» うふふ、好きが溢れて止まらないたまちゃんです。お互い大好きなのに大切すぎて言えなくて、不器用で繊細で優しい二人をうまく伝えられたらいいのですが。。tanaさん、いつもありがとうございます! (2015年12月21日 23時) (レス) id: 95feda44fa (このIDを非表示/違反報告)
たみ(プロフ) - tanaさん» たまちゃんには宮田くんしかいなくて、実はいつも宮田くんが誰かに取られちゃわないかヤキモキしていると考えると、とってもせつなくて可愛いです。。 (2015年12月21日 23時) (レス) id: 95feda44fa (このIDを非表示/違反報告)
tana(プロフ) - 後半の甘々な感じも良い…好きが溢れる玉ちゃんとそれを受け入れやっぱり優しい宮っち。どう見ても両思いなのに不安で自信も勇気も無くてなかなか踏み出せないたみさんの宮玉いつも切なくてキュンとします( ´ ▽ ` ) (2015年12月18日 21時) (レス) id: a235e4346b (このIDを非表示/違反報告)
tana(プロフ) - 嫉妬玉ちゃん可愛い(;_;)肝心なこと聞けなかったり自分で傷つくこと言ったり不器用なところ含めて愛しい(;_;)お互い泣いちゃうくらい相手を想っててうまく伝えられないもどかしさが切ない。 (2015年12月18日 21時) (レス) id: a235e4346b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たみ | 作成日時:2015年12月17日 12時

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