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店員が出ていってシンと静かになる。未遂とはいえ、やらかしかけただけになんとも気まずい。…だがしかし、このまま流すというわけにもいかんだろうと口を開いた。
「「あ、あの…！」」
ほぼ同時にAさんが話しだした。
「どうぞ先に…」「いえ、お先にどうぞ…」っていうありがちな譲り合いをして、「じゃあ…」と俺から話しだした。
「えっと…あの、ごめんなさい。付き合って間もないのにこんなところで急に…その…」
「いえ！謝らないでください！私も嫌じゃなかったですし、むしろ嬉し…って、やだ、何言ってるんだろ…」
Aさんが恥ずかしそうに手で顔を覆った。
(もぉー！かわいすぎるんですけどぉー！)
今すぐぎゅーって抱きしめたい衝動にかられるけど、ふたりの間にあるテーブルが邪魔をする。
「あの、このあとってまだ時間大丈夫ですか？まだいっしょにいたいんですが…」
そういうと、手で覆っていた顔を上げてくれた。
「…まだ平気です。それに私もまだ帰りたくないなって思ってました」
「どこか行きたいところってあります？」
「特にここ！っていうところは…」
「んー、とりあえずここ出てから考えましょうか」
「そうですね」
半分払うと言ったAさんに「女性に…ていうか、か、彼女に支払わせるなんてできないです。ここはカッコつけさせてください」と言ったら渋々財布をしまってくれたので、会計を済ませて外へ出た。
「すいません、櫻井さん、ご馳走になってしまって…」
「いいんです！俺がやりたくてやってることなんで…って、これやめません？」
「これ？」
「敬語です。なんか堅苦しいじゃないですか」
「あぁ！確かにそうですね」
「じゃあ、今から敬語なしね？クセになってるからなかなか抜けなそうだけど(笑)」
「はぃ…うん、そうだね(笑)」
「あと、できたら…“櫻井さん”じゃなくて名前で呼んでほしいなって…」
「いきなり名前呼ぶのなんか恥ずかしいからそれは追々で…。私も“さん”付けじゃなくていいですよ？」
「そ、それも追々で…(笑)」
手を繋いで歩いていると、雰囲気の良さそうなバーがあったからそこに入ってみることにした。
カウンターの席があいていたので、マスターに目配せをしてからAさんをエスコートして座った。
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じゅな(プロフ) - ぷうさん» ぷうちゃーん！ありがとぉー(*´▽`人)途中で翔潤に力を入れてしまったからね（笑）完結までに時間がめっちゃかかったけど、最後までお付き合いありがとう(´∀｀) (2019年3月23日 11時) (
レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
ぷう(プロフ) - じゅなちゃん完結お疲れ様でした！ありがとう(*´ω｀*)翔さんといちゃいちゃはもちろん、潤くんとのやり取りも楽しかったなー( ´艸｀)忙しい中ありがとねー！！ (2019年3月23日 7時) (レス) id: bd0b732739 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» わー！来てくれたのね！ありがとう(*´ｰ`*)ニヤニヤむふむふをご提供できて良かった！！旅行は脳内で…(；´∀｀) (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - yumichinさん» ありがとうだよぅ！！あたいのお話が好きだなんて…マニアックだぞ☆旅行編は…想像におまかせスタイルです(；´∀｀) (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - ともさん» ありがとー！！温泉イチャコラはご想像におまかせします(´∀｀*)ｳﾌﾌ（←得意の丸投げスタイル） (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅな | 作成日時：2017年11月8日 6時
