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“彼氏”というフレーズに相手は弟さんなのにちょっとモヤっとしてしまった。
「櫻井さん？どうかしましたか？」
「いえ！何でも…っ
……いや、嘘です。ごめんなさい。ちょっとヤキモチやきました…」
「え！弟ですよ？」
Aさんが驚いた顔で俺を見た。
「わかってます！わかってるんですけど、彼氏と間違われるってお似合いに見えたってことで……って、あ〜！もう！ごめんなさい！女々しいですね…」
我ながら情けなくて、項垂れた。
「ふふ」
「うぅ…笑わないでください…」
「だって、なんかかわいくて(笑)」
「いやいや、おじさんなのにかわいいとかないですからね？」
照れくさくて、誤魔化すようにビールをぐいっと喉に流し込む。
「これから…」
「え？」
「これからお似合いって思われるような二人になればいいんじゃないですか？」
「ね？」って微笑みながら少し首を傾げた。
その言葉としぐさに、キュンなんてもんじゃなく、ズキューンと撃ち抜かれた。
「かわいい…」
吸い寄せられるようにAさんに手を伸ばしていた。
「櫻井さん？」
不思議そうな顔をしてたAさんの頬に指が触れたら、びくっとわずかに肩が動いた。
「…っ、あの…」
「Aさん、かわいすぎ…」
頬に手を添えて見つめ合うこと数秒、少し身を乗り出して顔を近づけ…ようとしたところでコンコンとノックする音と「失礼します」という店員の声がして、慌てて離れた。
(あっぶねー！！何しようとしてんだよ、俺！！)
いくらAさんがかわいすぎたからって、付き合いはじめてそんなに時間がたってないっていうのに…！どんだけ盛ってんだ！中学生男子か！！
「申し訳ございません。本日大変混み合っておりまして、誠に勝手ながら2時間制とさせていただきます。そろそろラストオーダーとなりますが追加のご注文はありますでしょうか？」
確かに予約するときにそんなようなこと言われたなと思い出しながら、Aさんをちらっと見ると小さく首を振ったので、「だ、大丈夫です」と伝えた。
「それでは、お帰りの際はこちらをレジまでお持ちください」と伝票を置いて店員は部屋を出ていった。
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じゅな(プロフ) - ぷうさん» ぷうちゃーん！ありがとぉー(*´▽`人)途中で翔潤に力を入れてしまったからね（笑）完結までに時間がめっちゃかかったけど、最後までお付き合いありがとう(´∀｀) (2019年3月23日 11時) (
レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
ぷう(プロフ) - じゅなちゃん完結お疲れ様でした！ありがとう(*´ω｀*)翔さんといちゃいちゃはもちろん、潤くんとのやり取りも楽しかったなー( ´艸｀)忙しい中ありがとねー！！ (2019年3月23日 7時) (レス) id: bd0b732739 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» わー！来てくれたのね！ありがとう(*´ｰ`*)ニヤニヤむふむふをご提供できて良かった！！旅行は脳内で…(；´∀｀) (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - yumichinさん» ありがとうだよぅ！！あたいのお話が好きだなんて…マニアックだぞ☆旅行編は…想像におまかせスタイルです(；´∀｀) (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - ともさん» ありがとー！！温泉イチャコラはご想像におまかせします(´∀｀*)ｳﾌﾌ（←得意の丸投げスタイル） (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅな | 作成日時：2017年11月8日 6時
