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「…って、俺のことはいいんだ！今日は！こんなめでたい日にする話じゃない！俺はこの日のために生きてきたと言っても過言ではないぐらい今日という日が大事なんだか…「はいはい、それぐらいにしてそろそろ式場の方に移動しなさい」」
「うわ…！ちょっ！待っ…！」
いつものように母親に適当にあしらわれて控室を追い出されたので、仕方なく式場へと移動する。式場はガラス張りで目の前には海が、見上げれば空が見える。内装は白で統一されていて、海と空の青色と合わさると絶妙なバランスで描かれた絵画のようだ。
普段はここぞというときに雨男だったりする智くんだけど、今日は雲一つない晴天。太陽までもが二人を祝福しているに違いない。
式から披露宴まで、一瞬たりとも見逃すことなくしっかりこの目に焼き付けておきたいから、ビデオおよび写真撮影はプロにお願いしてある。事前に念を押しておいたから、プロの名に恥じぬようきっと最高のものを残してくれるだろう。もちろん永久保存だ。
列席者も席につき、始まりの時を待つ。
先に新郎である智くんが入場してきた。さすがの智くんも緊張しているのか、少し硬い表情で美結を待つ。
ドアが開かれ、真っ白なベールに包まれて父親と腕を組んで一歩一歩バージンロードを歩く美結を見たら、今までの数々の思い出が浮かんで壊れた蛇口のごとく涙がとまらなかった。
父親が美結の手をとって「幸せになりなさい」と智くんへとバトンタッチして、神父の前にふたりで並ぶと、外から射し込む春の優しい光が二人を包み幻想的な空間を創り出す。
讃美歌、誓いの言葉、指輪の交換…と式は滞りなく執り行われた。
お互いの顔を見つめ合って幸せそうにふんわりと笑う二人は、もはや地上に舞い降りた天使なんじゃないだろうか。
そんなことを本気で考えていた俺が
終始泣いていたことは言うまでもない…。
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じゅな(プロフ) - ぷうさん» ぷうちゃーん！ありがとぉー(*´▽`人)途中で翔潤に力を入れてしまったからね（笑）完結までに時間がめっちゃかかったけど、最後までお付き合いありがとう(´∀｀) (2019年3月23日 11時) (
レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
ぷう(プロフ) - じゅなちゃん完結お疲れ様でした！ありがとう(*´ω｀*)翔さんといちゃいちゃはもちろん、潤くんとのやり取りも楽しかったなー( ´艸｀)忙しい中ありがとねー！！ (2019年3月23日 7時) (レス) id: bd0b732739 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» わー！来てくれたのね！ありがとう(*´ｰ`*)ニヤニヤむふむふをご提供できて良かった！！旅行は脳内で…(；´∀｀) (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - yumichinさん» ありがとうだよぅ！！あたいのお話が好きだなんて…マニアックだぞ☆旅行編は…想像におまかせスタイルです(；´∀｀) (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - ともさん» ありがとー！！温泉イチャコラはご想像におまかせします(´∀｀*)ｳﾌﾌ（←得意の丸投げスタイル） (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅな | 作成日時：2017年11月8日 6時
