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きっと頭の回転が早いんだろう。
普通、ほぼ初対面の男にこんなこと言われたら気持ち悪いって思うだろう。だけど、否定をして相手に恥をかかせることもなく、笑いを交えてフォローしてくれてる。
まぁ、ここがエレベーターとはいえ会社内で、俺が智くんと繋がりがあるから安心ってのも大いにあるだろうけども。
だけど、俺の心をぐっと掴むには充分過ぎるくらいで…。
“本能でかぎわけたんじゃね？”っていう智くんの言葉が頭の中で再生される。
確かにそうなのかもしれない。
今まで好みのタイプだって公言してた「黒髪ロング」とは真逆の外見の彼女のことがこんなに気になっているんだから…。接しているのは短時間なのに。
だけど…
彼女の頭の回転の良さに
気遣いのできる優しい心に
花が咲くような笑顔に
俺の心臓は鼓動を早める。
もっと彼女のことを知りたい、近づきたいと思った。
(これは…この胸の高鳴りは、きっと…)
ポーンとエレベーターが1階に到着したことを知らせる音が鳴った。
「どうぞ？」
Aさんがドアを手で押さえて、俺に先に出るように促した。
(俺は…)
エレベーターから降りて、先導するように少し斜め前を歩くAさんを見つめる。
(この人が…Aさんのことが…好き、なんだ)
玄関の外に出たところで、Aさんが振り向いて笑顔を浮かべてお辞儀をした。
「櫻井さん、本日はありがとうございました。お見送りだけ担当が代わってしまって申し訳ありません」
「いえ！とんでもないです。むしろAさんに送ってもらえて良かったです！」
Aさんが「あ…名前…」と呟いた。
「あ！馴れ馴れしいですよね…すいません。
でも…あの、差し支えなければ…僕もAさんって、呼んでもいいですか？」
またやってしまった！と思いつつ、ちゃっかり名前で呼んでいいかどうか聞いてみたら、Aさんはにっこりと微笑んで「はい、どうぞ(笑)」と言ってくれた。
「ありがとうございます！
それで、あの…今度都合の良い日に食事にでも行きませんか？智くん込みとかでもいいので。あの、えっと…そう！お礼も兼ねて！」
快く了承してくれたことにテンションが上がって、勢いに任せて食事に誘っている自分がいた。
だけど、Aさんの口から出た言葉は…
「…ごめんなさい」
だった。
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じゅな(プロフ) - ぷうさん» ぷうちゃーん！ありがとぉー(*´▽`人)途中で翔潤に力を入れてしまったからね（笑）完結までに時間がめっちゃかかったけど、最後までお付き合いありがとう(´∀｀) (2019年3月23日 11時) (
レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
ぷう(プロフ) - じゅなちゃん完結お疲れ様でした！ありがとう(*´ω｀*)翔さんといちゃいちゃはもちろん、潤くんとのやり取りも楽しかったなー( ´艸｀)忙しい中ありがとねー！！ (2019年3月23日 7時) (レス) id: bd0b732739 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» わー！来てくれたのね！ありがとう(*´ｰ`*)ニヤニヤむふむふをご提供できて良かった！！旅行は脳内で…(；´∀｀) (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - yumichinさん» ありがとうだよぅ！！あたいのお話が好きだなんて…マニアックだぞ☆旅行編は…想像におまかせスタイルです(；´∀｀) (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - ともさん» ありがとー！！温泉イチャコラはご想像におまかせします(´∀｀*)ｳﾌﾌ（←得意の丸投げスタイル） (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅな | 作成日時：2017年11月8日 6時
