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そう、“また”フラレたのだ…。
『ごめんね、翔くん。私もう…ついていけない…』
『なんか、思ってたのと違くて…』
俺と別れるときの定型文かってぐらい、毎回ほぼ決まった言葉で別れを告げられる。
そっちから告白してきたくせに何がついていけないだ！思ってたのと違うだ！
でも彼女(もう元カノだけど…)とはこのまま結婚かな、なんて考えてたんだ。
俺の人生設計では仕事でのポジションも収入も安定してくるであろう30〜35歳ぐらいまでには結婚して子ども二人ぐらい…って思ってたし、彼女なら慎ましやかで外見も俺好みの黒髪ロングで人生の伴侶として申し分なかったから…。
だから彼女からあの言葉を聞くなんて思ってもみなかったんだ。
デートだって綿密な計画のもと遂行してきたし、誕生日や記念日だってリサーチにリサーチを重ねて夜景の綺麗なレストランを予約して……とか彼女も喜んでくれてたし、うまくいってるって思ってた。
「ごめんね、翔くん…私、もう無理。ついていけそうにないの…」
聞きなれたフレーズをどこか他人事みたいに聞いていた。
「……わかった。でも最後にひとつだけ教えて？俺の…何がダメだった？」
言いにくそうな顔をしていたけど、小さく息を吐いたあと彼女は口を開いた。
「……全部…決められちゃう、て思ったから」
「…え？」
「…デートのときは別によかったの。分刻みの予定でも一生懸命考えてくれたんだなって思えたから…。
だけど…いつだったか人生設計みたいの話してくれたでしょ？そしたら…この先ずっと翔くんのたてた計画にそって動くのかなって思ったら…私の意志ってどうなるんだろうって…」
「いや、そんなこと…「ないって言える？」」
「……」
俺は何も返せなかった。自分でも“そうなりそうな自分”を想像できてしまったから。
思い返してみれば、確かに何気なく話した何歳でこうしてああして…みたいな話をしたあとぐらいから、彼女の様子はおかしかったかもしれない。
時間の都合で彼女が楽しみにしていた場所も一瞬しか見ないで移動したとき、口数の減った彼女が急に「…このお店、ちょっと見てもいい？」って言ったんだ。いつもなら急いでるときにそんなこと言わないのに。
そこで気づけてたら良かったんだ。
なのに俺は、彼女の笑顔が消えたのも気づかずに「次の場所間に合わないからまた今度ね！」って…。
その“今度”は訪れることはなかったけど…。
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じゅな(プロフ) - ぷうさん» ぷうちゃーん！ありがとぉー(*´▽`人)途中で翔潤に力を入れてしまったからね（笑）完結までに時間がめっちゃかかったけど、最後までお付き合いありがとう(´∀｀) (2019年3月23日 11時) (
レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
ぷう(プロフ) - じゅなちゃん完結お疲れ様でした！ありがとう(*´ω｀*)翔さんといちゃいちゃはもちろん、潤くんとのやり取りも楽しかったなー( ´艸｀)忙しい中ありがとねー！！ (2019年3月23日 7時) (レス) id: bd0b732739 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» わー！来てくれたのね！ありがとう(*´ｰ`*)ニヤニヤむふむふをご提供できて良かった！！旅行は脳内で…(；´∀｀) (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - yumichinさん» ありがとうだよぅ！！あたいのお話が好きだなんて…マニアックだぞ☆旅行編は…想像におまかせスタイルです(；´∀｀) (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - ともさん» ありがとー！！温泉イチャコラはご想像におまかせします(´∀｀*)ｳﾌﾌ（←得意の丸投げスタイル） (2019年3月6日 5時) (レス) id: 6dfce8ad67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅな | 作成日時：2017年11月8日 6時
