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｢……………えっお二人共サッカー部だったんですか！？｣
う…やっぱりそうなりますよね。
｢そうですよ〜！僕のチームなんて全国優勝なんですから｣
｢すご〜い！｣
まあベンチだったんですけどね！
｢…あ！もしかして雷門？私も雷門卒です｣
｢えっAさん雷門なんですか？｣
｢はい、今は高校生2年生ですけど｣
にこ…
高校生と聞くと、なんかアブナイ感じしますね…！
………………………………………………………………………
萌先生side
むうう、目金くん話弾んでて羨ましい。
｢…あ、Aちゃん時間大丈夫？｣
よく見たらもう7時だった。
親御さん、心配するな。
｢大丈夫です、どうせ親居ないんで…あっ、むしろ大丈夫ですか？｣
にこ
あ〜…そうだった。
｢僕達はいいけど、ホントに大丈夫？帰りは送るよ｣
｢え、いいですよ。近いので｣
不安だなあ…あんなこともあったし。
｢ダメだよ！またあんなことになったらダメだから｣
…あ、大声出しちゃった。
｢あ、ありがとうございます｣
にこ…
｢…どうする？じゃあもう少しだけ居る？｣
コクリ
｢ＯＫ、分かった｣
にこ
｢あ、ロッカーの中のもの持ってくるね｣
｢わ…いいんですか？…これ、鍵です｣
チャリン
Aちゃんから鍵を受け取る。
｢いいに決まってるじゃないか、行ってくるよ｣
…もう、泣かせたくないからね。
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作者名：夢子(む〜こ) | 作成日時：2020年3月22日 23時
