＜歌い手＞「あなたとの同居生活はドキドキの連続で」＜vip店長＞

同居生活　４０ ページ44

〜vip店長side〜



主「じゃあまたねー！今日は仲良くなれて良かった！」

９「うん！まったねーっ！」

コ「また遊ぼうなっ！」

主「もちろーん♪」

９「あ、店長もまた」

コ「じゃなー」

店「ついでー？wwま、いいけどー」




二人が帰っていくと、再びAのお腹の音が聞こえる。



店「あっはは！A、お腹の虫が鳴ってるよー？」

主「ご、ごめん…///」


恥ずかしそうにお腹を抱えるAに、思わず笑みがこぼれる。


店「なーんであやまるの？
俺が食べちゃったし、俺が悪いよー


そうだな〜、じゅあ今日も俺が作る！…てか、A作れないしね…ww」

主「…ごめんなさーい」


肩をがくんと落とすAをはげましながら、時間をチェック。


店「大丈夫！罰ゲームを使える期間はまだまだありますからね〜☆」

主「げっ」

店「ふっふーん♪楽しみ♪



えっと…今はまだ４時３０分だけど…。
Aはお腹すいてるんだよね？」


俺ははっきり言ってまだお腹すいてないです。
…まぁ、バームクーヘンほぼひとつ食べましたから…？(笑)



主「そりゃすいてるけどー…。

別にいつでもいいよ、店長が作りたい時で。それにまだおなかすいてないんでしょ？めっちゃ食べてたし」

店「あぁ〜…ばれた？」


見事に図星。しかし我慢させてまで待たせるわけにはいかないし…


店「先にAのだけ作っちゃうよ！

俺は後から食べるし大丈夫！

てゆーか、女の子を待たせるなんて俺の男気が許さない！」


主「男気かぁ〜、店長から感じたことないかなっ☆」

店「え、ひどい」


結構かっこつけたのに…
普通に否定されてちょっとだけダメージ。


店「俺のハートはガラスなの…。繊細なの…！
今のでひび入った…」


大げさに胸を押さえてみせる俺をAは笑顔で見ている。









主「あはは！店長は相変わらず面白い、最高！

…でも、やっぱり店長が食べる時まで待つよ。私、店長と一緒に笑いながらご飯食べるの、好きなんだ」


微笑んで、俺を見つめる。





可愛いな、なんて。前からわかってることなんだ。






店「…あんま可愛い事言ってると、襲っちゃうゾ？」


いたずらっぽく笑顔を浮かべ頭を撫でてあげれば、Aはすぐに真っ赤になる。


主「じ、冗談やめてよ〜！ホント…もう//」

店「俺は冗談なんていいませーん！」


林檎みたいに頬を火照らせるAに背を向け、俺は自分の部屋へ向かった。

店「続編のお知らせだよー！」→←同居生活　３９

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す