同居生活 3 ページ4
主「ああーえっと、ごめんなさい!
大ファン…とか、言っちゃったんですけど、
実は…知っていたり…知らなかったり……」
そのまま相手の顔色をうかがいつつ、ゆっくりと目を合わせる。
案の定、天知さんは目をパチパチとさせていた。
店「え…、じゃあ今の嘘?」
主「……てへぺろ☆」
ここで少し、ふざけてみる。
大事な所でふざけてしまうのは、私の悪いくせだ。
しばしの沈黙が私を後悔させる。
たえられず、天知さんの手を握っている両手に力を込めた。
(お願いします…何か言ってくだせぇ…!)
すると…?
店「…ふっ、
あはははっ!何それ!www」
天知さん、まさかの爆笑。
店「ふふっ、…君、面白いこというね。
ー気に入った!」
はじけるような笑顔を向けて、天知さんは私を見つめる。
「ねぇ、俺達これから一緒に暮すんだし、敬語は禁止ね。
お互いタメでいこうっ!
って、俺はすでにタメだけど(笑)」
天知さんは、人指し指を顔の横でびしっと立てた。
てゆうか、『俺』って言ってるってことは男性か。背も割と高いし。←気づくの遅くないっすかw
主「えっと…、じゃあ天知さ「あと!」え?」
店「俺のことは、店長って呼んで?
みんなそう呼んでるし、何より、親しみの意味を込めて♪」
親しみ…
不安があったせいか、その言葉に少しだけ口角が上がる。
主「では…店長、今日からお世話になります!
よろしくね!」
嬉しさを噛みしめながら、店長に負けないくらいの笑顔で笑った。
店「うんっ!
こちらこそよろしく、A!」
そう言って笑った店長の頬が、少しだけ赤ばんでいた気がしたのは、私だけ?
主「そういえば、外壁ヌリヌリしなくていいの?」
店「ん〜あぁーいいのいいの。
めんどくさいから。」
主「テキトーだなオイw」
……なんとか、暮らしていけそうです(笑)
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れな(プロフ) - めっちゃドキドキしました!! もう、心臓破裂しそうでした笑 (2014年8月5日 13時) (レス) id: d4de9e64cb (このIDを非表示/違反報告)
麗音 - ヤバイめっちゃ面白いですw続きが気になるw (2014年4月11日 15時) (レス) id: 1f3d5ad3ab (このIDを非表示/違反報告)
レチェ@店長厨(プロフ) - 法雲さん» いえいえw全然大丈夫ですよー (2014年3月31日 0時) (レス) id: 0293f74c5b (このIDを非表示/違反報告)
法雲(プロフ) - そっちですか!(笑)いやいや大きな勘違いを…。すみません(汗)w (2014年3月30日 18時) (レス) id: c6066b7105 (このIDを非表示/違反報告)
レチェ@店長厨(プロフ) - 法雲さん» あ、小学生のあの卒業生ですよ← (2014年3月30日 18時) (レス) id: 0293f74c5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:法雲 | 作成日時:2014年3月15日 10時