ヤバい ページ13
愛しそうにオレの頬に触れる
その指先も
オレを見つめる
その瞳も
『会えて嬉しい』って
そう言ってるみたいで。
愛しさが込み上げて
もう一度おでこに
くちびるを押し付けた。
「あ、そうだ。ジュノ」
「ん？なに？」
「おかえり。・・って、昨日も言った？」
「いや、言ってない」
「えへへ。ジュノ、おかえりー」
嬉しそうに
オレの頬を優しく撫でる。
今頃、おかえりって。笑。
可愛いけどさ。
昨日のこと、何にも覚えてないのか。
「うん、ただいま。笑。・・なぁ、昨日のこと。何も、覚えてないんだ？」
「ん？昨日って？」
「いや、いい。笑」
酔っぱらいじゃないAの口から
オレに会いたかったって
言わせたかったけど。
こうやってオレにくっついたまま
離れようとしないのを見ても
よほど会いたかったんだなって
分かるから。
寂しくさせてゴメンとは
思うけど・・な。
「ジュノ。髪、濡れてる。乾かさないと風邪引くよ？」
「うん。あとで、いい」
オレもまだこうやって
Aとくっついていたい。
オレを見つめて
嬉しそうに笑うAを
まだまだ、見ていたい。
「ねぇ、ジュノ。痩せたねー」
「ん？ああ、結構しぼったからな。・・って、何で尻を触るんだよ////」
「え？良いじゃないの、別に。ここも痩せちゃったのかなーって。確認だよ、確認」
あーー。
出たよ。
『良いじゃないの』
今のオレには
全っ然、良くないんだっつーの。
「確認って・・。普通はさ、腹とかだろ？！」
「腹筋はね、見たもんテレビで。何となく割れてたね、腹筋」
「お前・・何となくとか言うな」
「ダイエットしながら、ジュノ頑張ったんだなーって思った」
「だろ？笑。最初から、そう言えよ。・・お前、本とそれ以上尻触んの、ヤメロって////」
話ながらも、Aの手が
オレの背中から尻をずっと撫でてて。
久しぶりに抱き締める
Aの柔らかい身体。
それだけでも
かなりヤバいのに。
Aの手が行ったり来たりする度に
すっげぇ気持ち良くて。
どんどん
身体が熱くなってくる。
「えー。だって、久しぶりなんだもん」
「久しぶりなのは分かるけど。・・や、本とヤバいんだって」
「ヤバいの？笑」
撫でていた手を止めて
オレの顔を覗き込む。
・・はぁ。
すっげぇ可愛い。
めちゃくちゃ
キス・・したい。
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betty(プロフ) - はじめまして。最近ジュノの事が好きになりました。小説も楽しく読ませてもらってます。パスワードのついたものも読みたいので教えていただきたいです。よろしくお願いします。 (2022年8月31日 23時) (
レス) id: 50ca44feb6 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - なつ?さん» お久しぶりです(^-^)なかなか更新出来ず、申し訳ありません(>_<) (2019年11月18日 23時) (レス) id: cbcad80ac8 (このIDを非表示/違反報告)
なつ?(プロフ) - ずっと楽しく読ませていただいています。続き期待しています！ (2019年10月31日 20時) (レス) id: fc66c4ce63 (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - はじめまして。すごく面白いので、全部読みたいです。パスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願いします。 (2019年8月26日 16時) (レス) id: d52a303626 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - ももさん» お久しぶりです。長らくお待たせしてすみません(>_<)またボチボチ書き始めてますので、もう少しお待ちください(._.) (2019年6月26日 6時) (レス) id: cbcad80ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろん
| 作成日時：2018年5月29日 3時
