こんな風に ページ11
溢れる甘い吐息と
熱く絡まる舌。
すっかり熱くなった身体は
早くAと繋がりたくて。
「はぁっ・・A・・・っ」
少しだけ離れたくちびる。
もっといっぱい欲しくて
もう一度くっつけようとすると
グイッと胸を押し返された。
「えへへ。いっぱい、ちゅーしちゃったーー。じゃっ、わたくし寝ますのでっ！！」
ピシッ！と敬礼すると
あっという間にオレの膝から降りた。
・・へっ？！
寝ますって、お前・・
え、マジで？
オレをソノ気にさせておいて？
寝んのーーっ？！
「オレも、寝るっ！」
「えーっ！ジュノ、シャワーは？」
「いい。明日入る！」
だって。
シャワーなんか浴びてたら
その間に、絶対寝る。
確実に、寝る。
「ジュノ、汚ーーい！」
「汚くない！オレはいつだってキレイなんだっ！」
Aに続いて
慌ててベッドに入ると
ギュッとしがみつくように
オレの胸に抱きついた。
・・ちょっ////
今度はなんだ？！
「なに？どした？」
「・・ジュノ。会いたかった。すーっごく、会いたかったの」
「うん。笑」
「ジュノは？ジュノは、あたしに会いたかった？」
「当たり前じゃん。めちゃくちゃ会いたかった」
「うん。笑」
オレを見上げると
メチャクチャ嬉しそうに
微笑むAのおでこに
キスを落とした。
「あのね。こんなの、鼻で笑っちゃうくらい、すぐ慣れるから。もうちょっとだけ、待ってね」
「鼻で笑うなよ」
「笑うったら、笑うのっ！」
必死になってるAが
どうしようもなく可愛くて。
「ん。じゃ、いいよ笑って」
「何か・・」
「なに？」
「ジュノが余裕で、ムカつく」
「お前、ムカつくって言うなよ。笑」
「ムカつくの！」
言葉とは反対に
ギュッと抱きつくAの髪を撫でた。
あーーー、もう。笑。
すっげぇ可愛い。
帰ってきてから
もう何回、可愛いって思ったのか
分かんないくらい
可愛くて堪んない。笑。
「んー。分かった、分かった。ムカついてろ」
「ジュノ」
「んー？」
「慣れるから」
「うん」
「でも、帰ってきたらね・・」
「ん？帰ってきたら？」
「いっぱい、いっぱーいキスして」
「Aがいいって言うまで、いくらでもしてやるよ」
ギャアギャア喚かれても困るけど。
慣れろなんて
全然、思わないよ。
いつまでも、こんな風に
可愛くヤキモチやいてよ。
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betty(プロフ) - はじめまして。最近ジュノの事が好きになりました。小説も楽しく読ませてもらってます。パスワードのついたものも読みたいので教えていただきたいです。よろしくお願いします。 (2022年8月31日 23時) (
レス) id: 50ca44feb6 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - なつ?さん» お久しぶりです(^-^)なかなか更新出来ず、申し訳ありません(>_<) (2019年11月18日 23時) (レス) id: cbcad80ac8 (このIDを非表示/違反報告)
なつ?(プロフ) - ずっと楽しく読ませていただいています。続き期待しています！ (2019年10月31日 20時) (レス) id: fc66c4ce63 (このIDを非表示/違反報告)
環(プロフ) - はじめまして。すごく面白いので、全部読みたいです。パスワードを教えて頂きたいです。よろしくお願いします。 (2019年8月26日 16時) (レス) id: d52a303626 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - ももさん» お久しぶりです。長らくお待たせしてすみません(>_<)またボチボチ書き始めてますので、もう少しお待ちください(._.) (2019年6月26日 6時) (レス) id: cbcad80ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろん
| 作成日時：2018年5月29日 3時
