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潤君の誕生日、当日。
和「あ、潤君から・・」
ラインに画像と、文が届いて。
潤『しょおくんとランチです！
かずとの約束通り頑張った！
ちゃんと俺から誘ったよ(^▽^)』
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――起きた潤君と、翔さんと仲直りする方法を話した。
一つ目は、ごはんに行くこと。
二つ目は、そのごはんは必ず誕生日までに行くこと。
三つめは、必ず潤君から誘う事。
四つ目は、誕生日当日の夜は俺といてほしいから避けること。
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四つ目は完全に俺のためだけど、まぁ当たり前でしょ。
でも潤君は「それで、いいの？しょおくん怒らない・・？」って、
今日の当日まで話しかける勇気が出なくて。
翔さんの方からも何もなかったみたいで・・。
潤君、家帰ってもあんまり元気がなくてさ。
やっぱり、傷つけられても潤君の中で翔さんの存在は大きいだよね。
そんな潤君嫌だから、あえて厳しくした。
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和「・・明日、ランチ行かなかったら夕飯お酒抜きだからね」
潤「・・！やだ！和と飲みたい！買ったの、飲むもん！」
実はね、誕生日記念って潤君が好きなちょっと高いお酒買ってるんだ。
頬膨らませてにらむ姿は可愛いけどさ、元気ない潤君見たくないんだよ。
――誕生日は、心から笑っててほしい。
そうするには、すっげぇ悔しいけど、翔さんの力が必要で。
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和「・・頑張ったね」
つい、スマホに呟く。
潤君は翔さんの気持ちに気づいてないから、
俺が「ごはん行きなさい」って言った本当の意味までは分かってない。
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――翔さんと、普通の友達の距離感でいなさいっていう、本当の意味。
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だから誘うのすごい勇気使ったと思う。
帰ったらいっぱい褒めてあげよう(笑)
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和「おかえり〜」
潤「ただいま！あのね、しょおくんね、
俺にたくさん謝ったの。ひどいこと言ってごめんって」
和「うん、聞くからね、靴脱ごうね(笑)」
潤「あ、うん・・それで、普通に話せたの、しょおくんと」
ごはん作戦、うまくいったみたい。
潤君の言葉を聞きながら、俺は心底ほっとしてた。
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潤君が、心から笑ってる。安心してるって。
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和「・・じゃあ、潤君、マフラーもらっていい？」
潤「・・ふふ、うん。あげる」
和「ありがとう」
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和「誕生日おめでとう、潤君。
―――大好きだよ」
そう囁いたら、照れながら「俺も」って呟いた。
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しゅん(プロフ) - こんばんは。このお話も大好きで、続きを楽しみにしていました。潤くんも翔さんも苦しんでいたから、悲しくない終わり方でよかったです。これからも楽しみにしています（≧∇≦） (2016年11月15日 18時) (
レス) id: 149eaed56c (このIDを非表示/違反報告)
ryou(プロフ) - こんばんは。こちらには初めて書き込みさせてもらいます♪ふわふわでかわいい年上潤君とちょっとしっかり？してるように見えてヤキモチ妬きな和君二人がとてもかわいくて楽しませてもらいました(*^^*) (2014年11月4日 22時) (レス) id: d42aa69258 (このIDを非表示/違反報告)
あーや - すいません 2回やりました。 (2014年11月4日 20時) (レス) id: 40f3e14259 (このIDを非表示/違反報告)
あーや - このお話大好きです！これからも頑張ってください！ (2014年11月4日 20時) (レス) id: 40f3e14259 (このIDを非表示/違反報告)
あーや - このお話大好きです！これからも頑張ってください！ (2014年11月4日 20時) (レス) id: 40f3e14259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2014年8月30日 1時
