〇１３● ページ37
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和「・・ふふ、やっぱり出た(笑)」
潤「わらう、な〜・・」
思った通り、次の日潤君は熱を出した(笑)
精神面からくる発熱だろうからうつることはない。
だから１日、傍にいて甘えさせてやろう。
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和「ごめんね(笑)ほら、ジュース」
潤「んぅ・・おれんじ、しか飲まない・・」
和「え、りんごしかないよ〜。どうしよ・・」
潤「・・ふふ、うそ。飲むよ？」
和「・・もう！」
本気で焦ったのに、いたずらっ子のように笑う潤君。
潤「・・かずの、しんぱいしてくれてるかお、すき・・」
熱のせいか、いつもよりふにゃっとした笑顔で言うから。
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和「・・俺は、潤君の笑顔が大好き」
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色々な思いを込めて、照れくさいけど言ってみる。
潤「かず・・」
・
和「――翔さんもね、潤君の笑顔が大好きだと思うよ？
だから、翔さんがそんな事言ったのには理由があると思う。
潤君はさ、翔さんが理由もなく潤君の事、泣かすと思う？」
髪を撫でながら言うと、目を閉じてふるふると首を振る潤君。
よかった・・昨日より、全然落ち着いてる。
昨日は「しょおくん」って言うだけでも泣いてたからさ。
でも今は、俺が潤君が寝てから必死に考えた言葉が、届いてる。
和「だからさ？翔さんが何でそう言ったか考えよう？」
潤「・・？」
閉じた目をあけて、うるうるした瞳で俺を見つめる。
和「・・もちろん、手編みを気持ち悪いと思ったからじゃない。
それは絶対違う。潤君さ、そう言われる前、何か話してた？」
潤「・・はなし・・？」
和「そう、覚えてる？」
潤「んー・・」
また目を閉じて、考える潤君。
俺はふわふわの髪を撫でながら潤君の言葉を待った。
和「・・」
潤「・・」
和「・・潤君？」
潤「・・んぅ？」
和「あ、ちょ、寝ないでよ〜」
潤「・・って、かずの手、きもちー・・」
和「・・もう(笑)」
まだまだ１日は長い。
起きたら、続きでも話そうかな。
そう思ったとき・・。
潤「・・あ、ごはん」
和「ん？お腹減った？」
潤「んーん・・しょおくんに、誕生日ごはん行こって、言われて」
和「・・ん」
・
潤「・・おれ、和が、嫌がるからって・・断った・・」
・
「それぐらい、かなぁ・・」って呟いて、潤君は夢の中。
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和「・・・それしかないでしょ(笑)」
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本当に、鈍感は罪だ。
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しゅん(プロフ) - こんばんは。このお話も大好きで、続きを楽しみにしていました。潤くんも翔さんも苦しんでいたから、悲しくない終わり方でよかったです。これからも楽しみにしています（≧∇≦） (2016年11月15日 18時) (
レス) id: 149eaed56c (このIDを非表示/違反報告)
ryou(プロフ) - こんばんは。こちらには初めて書き込みさせてもらいます♪ふわふわでかわいい年上潤君とちょっとしっかり？してるように見えてヤキモチ妬きな和君二人がとてもかわいくて楽しませてもらいました(*^^*) (2014年11月4日 22時) (レス) id: d42aa69258 (このIDを非表示/違反報告)
あーや - すいません 2回やりました。 (2014年11月4日 20時) (レス) id: 40f3e14259 (このIDを非表示/違反報告)
あーや - このお話大好きです！これからも頑張ってください！ (2014年11月4日 20時) (レス) id: 40f3e14259 (このIDを非表示/違反報告)
あーや - このお話大好きです！これからも頑張ってください！ (2014年11月4日 20時) (レス) id: 40f3e14259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2014年8月30日 1時
