私の兄弟はグクミンです。

試験前とドヤ顔兄弟 ページ19

「わかんねーーーーー！」




すっかり忘れていた中間考査。




気がつけばもう3日前。




後3日でどう覚えろと、、、




JK「黙って」




はい。黙って覚えます。




でもさ、どう頑張ってノートを見ても答えを見ても分からない。




JM「分からないの？」




悩んでると横からジミンが覗いてきた。




聞かなくても見ればわかるでしょうが。




「どうせジミンだって分からないじゃん。」




ここの兄弟はみんな勉強は苦手だ...




と思っていた





JM「これはここの方式を使って代入したらいいんだよ」




ちらっとこっちをみてドヤ顔してくる。




腹立つがジミンの言う通りにしてみるとさっきまでの分からなさは何だったのかと思うぐらいに解けた。





「こやつ...」





JM「こんなのも分からないなんて。大丈夫かい？」




アッハッハーなんて言いながら仁王立ちしてやがる。




JM「うぐっ」




とりあえず殴っといた。




「大人しく勉強して下さい。」




JM「なんだよ。教えてやったのにー」




ブツクサ言うジミン。




これが兄ってもんなのか？優しく教えてくれる兄。




よく友達に「お兄さんイケメンだよね」とか言われるけどさよく分かんなかった...




少女漫画とかでいう理想の兄ってやつか！？




JM「はっくしょいっ」




今の顔を見たら熱も一気に冷めてしまったよ。




何処もかっこよくないや。




ダックスフンドみたい。




「ッぐふっ」




JK「何一人で笑ってんの」




一人で考えてたらつい。




「いや、何でも？」




JK「なら静かにして。」




さっきから黙れやの静かにせーやの何やこいつ。




ググってそんなに勉強好きだっけ？




英語すごい点数だった気がするんだけど。




チラッとノートを覗いてみるとビッシリ英単語を書いているグク。




「グク...」




JK「何？凄い？」




ドヤ顔でみてくるグク。




お前らはドヤ顔兄弟か。




確かに凄いよ。そんなに英語かけるようになってたとはね。




でもね...グクさん





「Pardon(パードゥン)のつづり間違ってるよ」





間違ったつづりをひたすら書いているグク。




それでドヤられても...ねぇ？




JK「はっんなわけ。」




JM「本当だ。"ar"が"ea"になってるよ」




今お気づきになられたようで。Oh,mygodという感じでノートを見つめられております。




「ピードゥン」




JK「うるさい。」

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