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アンリ「なっ…」
サリバン「はぁ〜い、アンリくぅ〜ん！」
サリー「私たちの偉大なる御二方に、そんな殺すような目で見たら駄目だよ？」
クロード「そうだぞ？ホント、俺等でよかったな。」
彼の肩をポンと叩く３人。
アンリ「さっ、サリバン様とサリー様とクロード様…！！？」
サリバン「や〜〜〜こんばんは〜元気〜？」
サリー「やっほ〜、君がアザゼル家のアザゼル・アンリくんだよね？」
クロード「お前らに会ったのは、今日が初めてだな。」
アンリ「は、はい。私が、アザゼル家のアザゼル・アンリです。
黒帝様と白帝様に仕えていたというサリー様とクロード様に会えるとは…」
サリー「固いねぇ〜」
クロード「そういうモンだろ。」
そう言って、握手を交わしたのだった。
アンリ「サリバン様が、お孫様たちといらしているとは…！」
サリバン「たまには、みんなの顔も見たかったしね〜それに。」
そう言って、スッと―――…
サリバン「なんと言っても「５」と「８」になった孫達を、みんなに自慢したかったんだも〜ん！！イェ〜イ！！」
オペラ「まさしく。」
彼らの写真を周囲の前で出した。
サリバン「みんなの写真みる？」
アンリ「いえっ、私はアメリがっあっあ゛〜〜〜」
そう言って、彼を連れ去ったのだった。
フタバ「ここは少し、目立ちますので移動しましょう。」
アメリ「ッ//！」
彼女の手を引いて行った。
――――――――――
―――――――
―――
アメリＳＩＤＥ〜
〈庭園〉
フタバ「では、アメリさん…」
アメリ「嗚呼…」
そう言って、フタバの手を引き踊った。
すごいな…
すごいなぁ…
フタバ「今度はカイト！」
カイト「うん。」
今度はカイトと踊った。
カイト「実は…アメリさんに会えない間に考えていたんです。
僕にとって、アメリさんはどんな女性なんだろう…と。
でも、久しぶりにお会いして少しながら分かった気がするんです。」
フタバ「アメリさんの夢を追おうとする真剣さ、とても素敵です。
一緒にいると、俺やカイト、ライト達は頑張ろうって思えてくるんです。
俺等が進むべき目標を示してくれるその先で、待っててくれる。」
２人「「アメリさんは僕/俺にとって、もっともっと“近づきたい悪魔”なんだなぁって…」」
アメリ「！！」
そう言われた瞬間、私は思わず２人に抱きついた。
アメリ「……私も、ずっと同じことを考えていた。」
ザザァァと風が吹く。
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作者名：猫 | 作成日時：2024年2月6日 14時
