魔界の英雄が戻って来ました！【PERT１５】 (ページ5)

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海斗「えっと、おトモダチというのは仲が良くて…」
二葉「食事をしたり、遊んだり、一緒にいて楽しく大切な親しい相手のことだ。」

ジャズ「終わり？」
２人「「はい/嗚呼」」

頷くフタバとカイト。

リード「なぁ～んだ、そんなことだったのか。」
ジャズ「じゃあ俺ら、とっくにオトモダチじゃん。なぁ？」
サブロ「フンフン」
エリザベッタ「そうよねぇ」
ケロリ「ムゥ…今更、当たり前すぎて拍子抜けですよ…」
２人「「！」」

納得する問題児。
すると、２人は嬉しそうにしていた。
それを眺めて、今日の従者であるユージとエミリアは微笑んでいた。

リード「つか、アズアズのの説明と全然違うじゃん！大げさすぎ！！」
アリス「間違い…？どの辺が…？」
ジャズ「ここまでくると、本当に同じ言語使ってるか不安になってくるな。」

クララ「アズアズ、たまにアホだからね～～」
奏「ホントにそれ。」
獅音「それなっ」
美空「何でも知ってそうに見えて馬鹿だから。」
サブロ「わかる。」
アリス「なんだと！？」

５人の言葉にキレるアスモデウス。

ジャズ「ちなみにさ、カルエゴ先生はオトモダチなの？」
二葉「友達だな。」

ジャズ「用務員のおじちゃんは？」
海斗「友達だよ！」

ジャズ「バルバトス・バチコさんは？」
二葉「弟子だな。」
海斗「弟子だよ？(ホントは――だけど…)」

リード「他のクラスの４人娘は？」
海斗「僕…と二葉よりもガープくんとアガレスくんの方がおトモダチなんじゃないかな？」
ガープ「拙者たちでござるか？」
ピケロ「んえ？」

そう言う海斗に、首を傾げる２人。

サブロ「して、シンユーというのは？」
海斗「おトモダチの中でも、更に仲が良い…みたいな。」
ソイ「じゃあさ、僕らってカイトくんとフタバちゃん達のシンユーじゃないの？」
問題児「「………」」

プルソンがそう言うと、皆黙った。

リード「確かに！！他のクラスの子がオトモダチなら、僕らシンユーじゃん。」
サブロ「ウム！どうせなら上の位の方がいいな！」
エリザベッタ「シンユー、ステキね♡」

そう詰められ、戸惑う２人。

―――バッ

アリス「なりません、フタバ様とカイト様！！
ヤツらの甘言に、耳を傾けないでください！シンユーは２人までです！！！」
雷斗「そんな決まりはないだろ？」

凄ぇ拒否ってんな。