魔界の英雄が戻って来ました！【PERT１５】 (ページ31)

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―――ドルルン、ドルン

マチャラ「こっ、この音は…ッ！？」

突如、バイクの音がした。

―――ギャリリリリ！！

マチャラ「きたきたきた―！！アクドル事務所、キラーキューン所属！！
ロックアクドル！チームギャリー！！」

「「ギャアァァ！ギャリー様ァアア！！ステキ―――！！！」」

凄い歓声が、会場に響き渡る。

マチャラ「すごい歓声です！！さすが若手のスター！！
ハーレムを率いて参戦です。
うらやましい限りですね。
彼女は、今日の目玉の１つ！ですよね。」

ゴンテツ「はい、強欲ＶＳ傲慢。
ギャリー様のその派手なパフォーマンスと欲しいものは必ず手にしてきた実力で、ついた異名が“強欲の歌姫”！！

それに相対するは、どんな“傲慢(わがまま)”でも彼女のためなら許してしまう！！その圧倒的可愛さと美しさで若手アクドルＮＯ．１と名高い、我らがアクドル“デビムス”所属！！
傲慢の歌姫！！チームくろむ―――！！
なんと、謎のアクドル“ハルちゃん”と“レンちゃん”と“ルイちゃん”も参戦です！！」

その頃、家にいるアスモデウスは飲んでいた紅茶を吹き出し、クララは弟の頬をギュッとしたのだった。

マチャラ「くろむちゃんを筆頭に、やはり皆可愛いですねデビムス！！」
ゴンテツ「か゛わ…か゛わ゛い゛い゛。」
マチャラ「ゴンテツさん、しっかりしてください。」

ゴンテツ「しかし、メンバーは無名の新人ばかりですな。」
マチャラ「直前で、メンバーの変更があったようで。
不安ですね、デビムスは。動ける子が少ないイメージですし…
強欲ＶＳ傲慢、これはすでにチームの差で勝負ありか…！？

まぁデビムスの子たちもね、残念な結果になってもいい思い出を作ってほしいですね。」

と、解説した。
そして―――

マチャラ「そして、もう一つの目玉！スタプロから☆ＳＭＩＬＥ☆が出てきました！！
可愛さ、ミステリアスさ、小悪魔、クール、ロック、セクシー、癒やしを全て集っています！特にフタバさんとカイトさんの２人は、変幻自在の声が出て伝説のアクドル！！」

「姐さーん！」
「ミクちゃん、かわいい～！」
「カナデちゃん、お菓子あげる～～！」
「シュウくん、カッコイイ！」
「ライトくん、素敵～～！」
「シオン様～～！」
「癒やしといえば、カイトくんです～～！！」

と、会場中に歓声が鳴り止まない。

くろむ「…さぁ、ぶちかますわよ。
キラキラの衝撃を…！！」

そう言う彼女だった。