魔界の英雄が戻って来ました！【PERT１５】 (ページ28)

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累ＳＩＤＥ～

ケロリ「メルンちゃん！こっちおいで！！」
メルン「あ、移籍します。」
ケロリ「うそでしょ！！」

戻ってきてと言うが、ギャリーの元へと移籍すると断言された。

―――カッ

ギャリー「チーム崩壊だなぁ～大ピンチじゃね～か？
まっ心配すんな。棄権してお前の評価が地に落ちてアクドル引退しても、あたし様が娶って可愛がってちゃあんとハッピーエンドだからよ。」

クロケルの腰を抱くギャリー。

春香「やめません！」
蓮「相手の意見を聞かない、貴方にくろむちゃんは合わない。」
累「くろむさんのキラキラを貴方なんぞにあげませんので。」
ケロリ「！！」

俺達は、彼女の前に立ち塞いだ。

ギャリー「テメェ等…知ってるぜ“ハル”と“レン”と“ルイ”だろ？
あたし様は、テメェ等が嫌いだ！！」

真っ正面から、そう言われた。
まあ、どうも思わんがな。

ギャリー「未来の伴侶たるあたし様をさしおいて、くろむと“あの人”とイチャコラ歌いやがって許せねぇ…ッだから、あたし様がこれだけはテメェ等に言っておこう。
ブス！ブス！！ブスッ！！！」

３回もブスと言われた。

ギャリー「じゃ、スッキリしたし帰るけどよ。
あたし様は、欲しいモンは絶対に手に入れる“欲しがりギャリー”から逃げられると思うなよ、くろむ。」

と言って、去ろうとしたとき―――…

ギャリー「おっと。」

―――さらさらり～

リード「ッ//！？」
ギャリー「嬢ちゃん、あたし様のファンだろ？
目ぇ見りゃ分かるぜ、ほらよ。」

色紙にサインして去って行った。

マル「ちょっと！！ドアを直していってよ！！」
リード「…はぁ～～～～いきなり、色々ありすぎて…」
ケロリ「まずは落ちついて、冷静に…」

―――トン…

春香「くろむさん…」
蓮「この大会…」
累「絶対に勝って勝って、勝ち続けてやろう…！！」
３人「「絶対に…！！」」

負ける訳にはいかない。