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春香ＳＩＤＥ〜
〈デビムス専用の控え室〉
マル「来てくれてありがとう！本当に助かるわ！
ウチには動ける子が少ないし、３人なら話題性も抜群！！」
そう言って、リードことリンディにマネージャーのマルと自己紹介をしたのだった。
春香「あれ？チームは、７人でしたよね？」
マル「ええ、あなたたちと…もう１人」
―――ちまっ
？「……」
マルの後ろから、小さな女の子が出てきた。
リード「その子が７人目…？ちっまい…」
マル「イヤイヤ、違うわよ。この子は“チマちゃん”応援にきた、くろむの妹よ。」
そうなんだ、かわいい！
蓮「よろしく。」
累「よろしくな。」
―――ひょっ
チマ「……」
４人「「あらら」」汗
すると、野菜の後ろに隠れちゃった。
春香「あの、この野菜は？」
マル「あぁ、すごいでしょ。うちのチームの残り１人メルンちゃんの差し入れよ。」
《メルン、農地生まれで大自然育ちの新人アクドル。
その底無しの体力と活発な性格で人気である！》
マル「デビムスの中でも、数少ない動けるアクドルなの！」
リード「おぉっ、頼もしい…！」
ケロリ「いい子だから、すぐに仲良く……」
―――コンコン
すると、ドアをノックする音がした。
マル「おっ、噂をすれば…はーい。」
？「よいしょー！！」
―――バコォォォォォン！！！
「「！？！？？」」
？「ヨ！会いにきたぜぇ、くろぉむ！！」
ドアを蹴破り、左右に女性を侍らせている金髪の女が出てきた。
リード「ギャ…ギャリ…//」
―――ザッ
ケロリ「なにしに来たの？」
ギャリー「はぁ〜ん？決まってんだろ、あいさつだよ。
“宣戦布告”という名のな。」
ドカーと座りながら、そう言う彼女。
リード「ほっ本物のギャリーちゃんだっ、うわぁあ…！！近〜！！」
蓮「ギャリーちゃんって例の…」
累「今、くろむさんに宣戦布告したよな？」
春香「どういうこと？」
こんなことになるなら、調べたり聞いたりしたら良かった。
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作者名：猫 | 作成日時：2024年2月6日 14時
