１８３話 元英雄たちの“降魔の儀” ページ19
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フタバＳＩＤＥ〜
朝起きたら、突然目隠しをされて…
なにやら運ばれ、気が付いたら祀られていた。
二葉「いや、これは…」
海斗「あ、これってもしかしなくても…」
降魔の儀だよな？
それも、此処はどこだよ…(汗
サリバン「み〜ん〜な〜〜！びっくりした〜？」
兄妹「「おじいちゃん(さん)！！」」
凄ぇにこやか。
サリバン「孫の一大イベントだから。
おじいちゃん、はりきって準備したよ〜！
いい礼拝堂でしょ。」
ガブリアン礼拝堂。
建築したのは、アガレスだ。
そして、煌びやかに椅子やら用意したのは無論アイツ等だ。
アリス「まさしく！フタバ様とカイト様に、ふさわしい儀式ですね！」
クララ「フタバち、カイトち達ハウェ〜ヤ〜」
３馬鹿「「ねえ/なあ、俺等も誕生日なんだけど？」」
と、獅音と美空と奏が言っていたがスルーされていたのだった。
嗚呼、あと誕生日の当日はアイツ等によって祝われていたのは秘密だ。
それと、バール達にもお祝いされた。
アリス「まさか、“降魔の儀”がお済みでないとは…っ
そもそも、誕生の日を存じあげていないなどシンユーとして一生の不覚！！！」
クララ「教えてくれれば良かったんにー」
“降魔の儀”というのは、悪魔の誕生を祝う儀のことだ。
参列者は、捧げ物を用意したり仮装をし、踊りや歌を歌う。
人間界で言うところの誕生日。
リード「僕もやったなー６歳のとき、近くのちっこい廃屋だったけど。」
ジャズ「あ―――」
アメリ「しかし、ここまで見事な式は初めてだ！」
エリザベッタ「そもそも、毎年式をする悪魔もそういないものね。」
みんな、来てくれてる。
エリザベッタ「アメちゃんの“捧げ物(プレゼント)”大きいわね。」
アメリ「！？そ、そうか？」
バラム「ハルカちゃん達の出身地は、特殊で作法も違うから面白いでしょ！監修です！」
オペラ「おや、カルエゴくんは？およびしたはずですが。」
バラム「あっ、忙しいとか………なんとか。」
オペラ「成る程…」
なんか、バラムとオペラの方は言い合ってるな。
なんの話だろうか。
―――ペタッ
オペラは、俺と海斗の手に召喚シールを貼って腕を上げさせた。
すると、ポン！！という音でモフモフの使い魔状態のカルエゴが出てきた。
―――ガッ
オペラ「よし…！！」
カルエゴ「よしじゃない。どうしてアンタは、いつもいつもそう…ッ」
バラム「も〜〜喚ばれないワケないでしょ〜〜〜〜」
Ｏｈ…
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作者名：猫 | 作成日時：2024年2月6日 14時
