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海斗「魔界で、僕達の知らない沢山の経験をして位階が上がるたび…」
二葉「俺等はまだ、俺の知らない自分を見つけてる気がするんだ。」
２人「「だから僕/俺は…
位階「１０(ヨド)」を目指したいと思っているんだ。」」
アリス「！！」
嗚呼、この御二方は…
海斗「だからね、僕と二葉の２人だけじゃ出来ない。」
二葉「俺等２人には、アリスとクララと問題児とバビルスの教師達と皆に…
今までになかった魔界を作っていきたいとおもっているんだ。」
アリス「……」ﾎﾟﾛｯ
海斗「どっ、どうしたの！？」
二葉「大丈夫か！？」
アリス「っはい！」
胸がっ、燃えるように熱い…！！
“この御二方を守らねば”とか、
“何も知らないと言われた自分が不甲斐ない”とか、
何を恐れていたのだアスモデウス！
この御二方の志を誰が砕けようか、この御二方の成長を誰が理解できようか。
私ほど幸運な悪魔はいない。
私は、一番近くでフタバ様とカイト様が切り拓く覇道を…
頂点に立つこの御二方の姿を見られるのだから。
もう揺らぐことはない。
その姿を見るためなら、私はッ…！
アリス「……アスモデウス・アリスは、フタバ様とカイト様にどこまでもついていきます！」
２人「「！！よかった…」」
先程よりも喜んでいた。
アリス「何といっても、私はオトモダチですので！」
２人「「！！」」
海斗「えっと…おトモダチっていうのは一緒に遊んだりする相手のことなんだけど。」
二葉「お互いに助け合ったり、一番信頼するっていうのはな…」
海斗「あの…クララは大好き軍団って言ってたんだけど、僕達はね…」
２人「「親友って言うんだね…」」
アリス「シンユー…」ｷﾗｷﾗ
フタバ様とカイト様の言った“シンユー”っていう単語に思わず目を輝かせた。
アリス「シンユーとは、何ですかフタバ様とカイト様！！」
海斗「ちょっと待ってアズ君、結構恥ずかしい//」
アリス「私とアホクララのことですか！？おトモダチの上なのですか！？」
二葉「そりゃあ、上だがな//」
アリス「詳しく！！」
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作者名：猫 | 作成日時：2024年2月6日 14時
