☆*キックオフ1『Jun&Mao』*☆

☆*5話*不意討ちなキス?* ページ32

私は…潤ｸﾝが心配で帰る事が出来なかった。


…というよりは、このままずっと傍にいたくて、後の事なんてどうでもいいって思った。


真央『朝までいるよ。ゆっくり休んでね』


潤ｸﾝの手を握り、また傍で眠った。

・・・・・

朝の日差しが眩しくて目を覚ますと、


潤ｸﾝが私を見て微笑んでいた。


『…起きてたの？』


潤『ずっと見てた』


『えっ!?恥ずかしいじゃんっ』


潤『可愛いかったよ(ﾆﾔ)』


『/////』


『お腹空いてない？何か作る？』


潤『ん？作れるの？』


『失礼ねぇ…簡単なものなら…』


二人はｷｯﾁﾝに行くと、潤はｿﾌｧｰに横になり、
真央は料理を始めた。


潤『俺、毎日具合悪くてもいいや！』


『何で!?』


潤『真央に看病してもらえるし』


『たまたまおばさんが居なかったから』


潤『だな。居なくてよかった(笑)』


潤は ｷｯﾁﾝに立っている真央をみつめていた。


『…見すぎでしょっ。料理心配？(笑)』


潤『真央の寝顔見てる時、キスしちゃおっかなって思ってた…』


「ガシャンっ！」手を滑らした。


『ごめん！急に言うから、ﾋﾞｯｸﾘした//』


潤『俺さ、あの日の事…結構気にしてんだ』


『あの日…?』


潤『お前の気持ちも考えないで…キスした事…』


『…それは…』


潤『だから衝動的にはしないって決めたんだ』


『潤ｸﾝはそう思ってるかもしれないけど、私にとっては1つの思い出なんだよ？』


潤「・・・」


潤ｸﾝはやっぱり、気にしているように見えた。


真央は潤の傍に行くと


潤の頬にキスをした。


潤『へ？』頬に手をあてた。


『不意討ちなキス♪これでお互い様だよ♪』


潤『フッ、お前の方がうわてだな(笑)』


『食べよ！そしたら一旦帰るね』


潤『家の人、怒ってるだろうな…』


『まぁね…。どうにかなるでしょ!?』


潤『俺も後で謝りに行くよ』


『ありがと(ニコ)』

☆*6話*兄妹の絆*→←☆*4話*発熱*

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