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日本語のレッスン日。
少し厳しいと思っていた美人教師の不幸な一面を知ったメンバーは、あれ以降、先生に迷惑もかけず、おとなしく、そして、親しくレッスンを受けている気がする。
オレも授業中、寝たり寝なかったり。
こちらからは、イチイチ何も聞かないが、メンバーが聞いてるのを横で聞く限り、
旦那とも会わず、細々と平穏に暮らしているようだ。
授業も終わり、挨拶。
｢はい、お疲れ様でした。
あ、ミン・ユンギくんは残ってくれる？｣
いつものように、またオレだけ残される。
いや……今日は寝てなかったけど？
｢あ、ごめんね、今日は起きてたから、お勉強は大丈夫だよね。
ミン君には、お世話になったから、お礼を言わなきゃと思ってさ。
前に電話番号を教えてくれて……それで、助けてくれたじゃん。
ほんとに、それがなかったら、今も私は、変わらずにあの人から暴力を受けながら、暮らしてたんじゃないかなって思う。
ミン君は、私の恩人。
本当にありがとう。
足向けて寝れないわ。感謝してます。｣
頭を下げる。
｢あとさ、これ。｣
封筒の中には金が入っているようだ。
｢お世話になっている時に、食事とか生活品の支払いとか全部出してくれてたでしょ。
あとでまとめて請求するから大丈夫って。
でも、いつまでも、請求してくれないから……
ごめんね、遅くなって。｣
｢いらねぇわ……いくらか忘れたし、そこまで困ってねぇから。｣
断るのに、
ダメだよ！歳下の男の子に、お金を返さないなんて有り得ない！
って、怖い顔。
｢じゃぁさ、お礼に飯作ってよ……日本食。｣
｢え？｣
驚く先生。
オレも自分で言って驚くわ。
メシ作ってって、なんなんだよ。
｢お金受け取ってくれないなら、そうしようかな。
でも、そんなのでいいの？
ミン君には朝昼晩の3食作っても足りない位のお世話になったのに。
でも、私なんかが作ったものより、日本食のお店で、何度かおごろうか？
……高価すぎるのはむりだけど｣
テヘッて笑う。
｢日本人の平凡な家庭のメシがいいんだけど｣
店の飯なら、いつでも、食えるじゃん。
｢なるほどね、ミン君もお母さんの手料理をなかなか食べれないものね。
私も、人に作って貰う事なんてないから、手料理が食べたくなるもん……ん…
よし！そうしよう！
じゃ、空いてる日、言ってくれたら作るね。｣
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みんと(プロフ) - ぱせりサマ、ありがとうございます♡日本語教師、すごいですね。いつかユンギ達の先生になって欲しいな笑 (2023年4月22日 7時) (
レス) id: 09c93d3c8c (このIDを非表示/違反報告)
ぱせり(プロフ) - 初めまして🙇⤵︎小説とても面白いです✨️✨私は実際に日本語教師をやっているので、更に面白いです❣️「たら、ても」最近授業で教えたので、親近感がわきました🤭 (2023年3月19日 14時) (レス) @page42 id: 02efd1a59b (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - はるかサマ、ありがとうございます！たっぷり甘さを味わってください♡ (2023年2月25日 20時) (レス) @page45 id: c1eb0ff0ef (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 甘い！甘すぎる！ユンギが甘すぎる！最高すぎる！ (2023年2月24日 22時) (レス) id: 0a91804001 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - Suzuさま、ありがとうございます♡今日も直帰お願いします笑笑 (2023年2月21日 19時) (レス) @page22 id: c1eb0ff0ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんと
| 作成日時：2023年2月17日 21時
